【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の京成東成田線 (京成成田駅~東成田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.3万円/坪(20.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +59.7%( +25.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2022年)に比べて +11.1%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 33.9年から -37.1 %減)。平均土地面積は 54.3 坪 (昨年 53.0 坪から +2.4 %増)。平均建物面積は 36.6 坪 (昨年 41.1 坪から -10.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。京成成田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは京成成田駅で昨年に比べ +59.3 %、坪単価は 71.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(京成成田駅)は +59.3 %(坪単価 +26.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東成田駅)は +15.9 %(坪単価 +1.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 33.9 年 → 2023年 21.3 年、-37.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 28.9 分 → 2023年 21.8 分、-24.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 77.8 % → 2023年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.5万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +59.3%( +26.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2022年)に比べて +11.8%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +15.9%( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
京成東成田線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
京成成田駅 | 71.5万/坪 (20.6年/54.6坪) | 44.9万/坪 (34.0年/54.4坪) | 55.0万/坪 (13.5年/49.5坪) |
東成田駅 | 9.2万/坪 (33.3年/48.4坪) | 7.9万/坪 (32.3年/30.3坪) | 43.1万/坪 (13.3年/52.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
京成成田駅 71.5 万/坪(昨年同期比 +59.3 %)
京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.5万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +59.3%( +26.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2022年)に比べて +11.8%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 34.0年から -39.3 %減)。平均土地面積は 54.6 坪 (昨年 54.4 坪から +0.5 %増)。平均建物面積は 36.7 坪 (昨年 42.2 坪から -13.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 34.0 年 → 2023年 20.6 年、-39.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 24.9 分 → 2023年 18.0 分、-27.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 76.5 % → 2023年 47.1 %)
東成田駅 9.2 万/坪(昨年同期比 +15.9 %)
東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +15.9%( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 33.3年(昨年 32.3年から +3.1 %増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 30.3 坪から +60.0 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 22.7 坪から +53.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 90.0 分 → 2023年 60.0 分、-33.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示