【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の流鉄流山線 (馬橋駅～流山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.8万円/坪(27.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +27.6％( +19.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(１年前(2021年)に比べて -52.1％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 22.1年から -13.3 ％減)。平均土地面積は 40.2 坪 (昨年 35.2 坪から +14.2 ％増)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 27.7 坪から +39.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。馬橋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは馬橋駅で昨年に比べ +23.7 ％、坪単価は 84.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(馬橋駅)は +23.7 ％(坪単価 +16.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(流山駅)は +6.7 ％(坪単価 +7.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 22.1 年 → 2022年 19.1 年、-13.3 ％と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 15.5 分 → 2022年 13.3 分、-14.3 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 32.6 ％ → 2022年 9.1 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 ％ → 2022年 13.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 17.4 ％ → 2022年 40.9 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.8 ％ → 2022年 18.2 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +6.7％( +7.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった馬橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.6万円/坪(25.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +23.7％( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2021年)に比べて -55.0％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 流鉄流山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 馬橋駅 | 84.6万/坪 (22.0年/39.6坪) | 68.4万/坪 (22.4年/34.5坪) | 68.3万/坪 (24.3年/44.7坪) |
| 幸谷駅 | - | - | - |
| 小金城趾駅 | - | 28.9万/坪 (45.8年/20.4坪) | 78.4万/坪 (31.3年/42.4坪) |
| 鰭ケ崎駅 | - | - | 100万/坪 (0.8年/43.9坪) |
| 平和台駅 | 94.1万/坪 (10.8年/60.5坪) | 79.8万/坪 (29.8年/41.6坪) | 99.8万/坪 (53.3年/57.5坪) |
| 流山駅 | 113万/坪 (8.3年/30.8坪) | 106万/坪 (3.0年/46.9坪) | 33.1万/坪 (41.3年/52.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
馬橋駅 84.6 万/坪(昨年同期比 +23.7 ％)
馬橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.6万円/坪(25.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +23.7％( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2021年)に比べて -55.0％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 22.4年から -1.8 ％減)。平均土地面積は 39.6 坪 (昨年 34.5 坪から +14.8 ％増)。平均建物面積は 31.4 坪 (昨年 27.3 坪から +14.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 17.3 分 → 2022年 15.0 分、-13.3 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 31.6 ％ → 2022年 11.8 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 21.1 ％ → 2022年 41.2 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.2 ％ → 2022年 11.8 ％)
流山駅 113.0 万/坪(昨年同期比 +6.7 ％)
流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +6.7％( +7.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 8.3年(昨年 3.0年から +174.9 ％増)。平均土地面積は 30.8 坪 (昨年 46.9 坪から -34.4 ％減)。平均建物面積は 29.2 坪 (昨年 34.0 坪から -14.1 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 3.0 年 → 2022年 8.3 年、+174.9 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示