【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の流鉄流山線 (馬橋駅~流山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.3万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +34.6%( +24.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -54.8%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 21.3年から -29.8 %減)。平均土地面積は 45.1 坪 (昨年 37.4 坪から +20.5 %増)。平均建物面積は 47.4 坪 (昨年 28.3 坪から +67.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。馬橋駅、流山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは馬橋駅で昨年に比べ +37.3 %、坪単価は 91.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(馬橋駅)は +37.3 %(坪単価 +24.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(平和台駅)は -10.2 %(坪単価 -8.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 21.3 年 → 2022年 15.0 年、-29.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 15.6 分 → 2022年 12.7 分、-18.6 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 34.5 % → 2022年 7.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.3 % → 2022年 38.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.9 % → 2022年 23.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +20.1%( +21.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平和台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.6万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -10.2%( -8.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
流鉄流山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
馬橋駅 | 91.6万/坪 (17.5年/43.5坪) | 66.7万/坪 (22.6年/36.1坪) | 68.3万/坪 (24.3年/44.7坪) |
幸谷駅 | - | - | - |
小金城趾駅 | - | 27.5万/坪 (49.3年/21.2坪) | 78.4万/坪 (31.3年/42.4坪) |
鰭ケ崎駅 | - | - | 100万/坪 (0.8年/43.9坪) |
平和台駅 | 71.6万/坪 (20.3年/93.8坪) | 79.8万/坪 (29.8年/41.6坪) | 99.8万/坪 (53.3年/57.5坪) |
流山駅 | 127万/坪 (-0.25年/29.5坪) | 106万/坪 (3.0年/46.9坪) | 33.1万/坪 (41.3年/52.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
馬橋駅 91.6 万/坪(昨年同期比 +37.3 %)
馬橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.6万円/坪(27.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +37.3%( +24.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -54.2%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.5年(昨年 22.6年から -22.7 %減)。平均土地面積は 43.5 坪 (昨年 36.1 坪から +20.3 %増)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 27.4 坪から +27.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 22.6 年 → 2022年 17.5 年、-22.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 17.9 分 → 2022年 14.5 分、-18.8 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 10.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.6 % → 2022年 40.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 20.0 %)
平和台駅 71.6 万/坪(昨年同期比 -10.2 %)
平和台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.6万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -10.2%( -8.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 29.8年から -31.9 %減)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 41.6 坪から +125.5 %増)。平均建物面積は 181.5 坪 (昨年 31.8 坪から +471.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 29.8 年 → 2022年 20.3 年、-31.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 4.0 分 → 2022年 2.0 分、-50.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示