【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期のJR室蘭支線 (東室蘭駅~室蘭駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.3万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +66.3%( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2019年)に比べて +77.8%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 27.4年から -10.1 %減)。平均土地面積は 67.9 坪 (昨年 125.3 坪から -45.9 %減)。平均建物面積は 53.3 坪 (昨年 45.4 坪から +17.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。東室蘭駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東室蘭駅で昨年に比べ +52.6 %、坪単価は 49.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(東室蘭駅)は +52.6 %(坪単価 +16.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(室蘭駅)は -62.6 %(坪単価 -8.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 27.4 年 → 2020年 24.6 年、-10.1 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 21.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 18.0 分 → 2020年 23.9 分、+32.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 35.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東室蘭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.1万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +52.6%( +16.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +160.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった室蘭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -62.6%( -8.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR室蘭支線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東室蘭駅 | 49.1万/坪 (21.3年/62.5坪) | 32.1万/坪 (14.3年/164坪) | 25.0万/坪 (32.0年/70.0坪) |
輪西駅 | - | - | - |
御崎駅 | - | - | - |
母恋駅 | - | - | - |
室蘭駅 | 5.1万/坪 (44.5年/89.2坪) | 13.6万/坪 (36.0年/60.5坪) | 7.4万/坪 (41.4年/65.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東室蘭駅 49.1 万/坪(昨年同期比 +52.6 %)
東室蘭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.1万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +52.6%( +16.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +160.0%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 14.3年から +48.3 %増)。平均土地面積は 62.5 坪 (昨年 164.3 坪から -61.9 %減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 48.4 坪から +25.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 14.3 年 → 2020年 21.3 年、+48.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 16.8 分 → 2020年 20.2 分、+20.4 %と大きく増加)
室蘭駅 5.1 万/坪(昨年同期比 -62.6 %)
室蘭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -62.6%( -8.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 44.5年(昨年 36.0年から +23.6 %増)。平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 60.5 坪から +47.5 %増)。平均建物面積は 24.7 坪 (昨年 41.3 坪から -40.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 36.0 年 → 2020年 44.5 年、+23.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 19.0 分 → 2020年 39.7 分、+108.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示