【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の能勢電鉄日生線 (山下駅～日生中央駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +45.2％( +17.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2020年)に比べて +22.2％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 28.5年から -21.9 ％減)。平均土地面積は 62.5 坪 (昨年 96.6 坪から -35.3 ％減)。平均建物面積は 35.1 坪 (昨年 34.7 坪から +1.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。日生中央駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは日生中央駅で昨年に比べ +57.5 ％、坪単価は 57.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(日生中央駅)は +57.5 ％(坪単価 +20.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山下駅)は -10.6 ％(坪単価 -6.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 28.5 年 → 2021年 22.2 年、-21.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 43.2 分 → 2021年 27.6 分、-36.1 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.6 ％ → 2021年 11.8 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 55.6 ％ → 2021年 42.9 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 11.1 ％ → 2021年 9.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日生中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +57.5％( +20.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +6.2％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -10.6％( -6.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 能勢電鉄日生線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 山下駅 | 56.8万/坪 (28.8年/51.1坪) | 63.5万/坪 (11.3年/54.5坪) | 79.7万/坪 (7.8年/43.6坪) |
| 日生中央駅 | 57.0万/坪 (20.2年/65.8坪) | 36.2万/坪 (30.6年/102坪) | 35.5万/坪 (21.8年/64.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日生中央駅 57.0 万/坪(昨年同期比 +57.5 ％)
日生中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +57.5％( +20.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +6.2％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 20.2年(昨年 30.6年から -34.1 ％減)。平均土地面積は 65.8 坪 (昨年 101.9 坪から -35.4 ％減)。平均建物面積は 34.3 坪 (昨年 35.4 坪から -3.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.6 年 → 2021年 20.2 年、-34.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 47.9 分 → 2021年 35.2 分、-26.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 56.2 ％ → 2021年 43.8 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 ％ → 2021年 6.2 ％)
山下駅 56.8 万/坪(昨年同期比 -10.6 ％)
山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて -10.6％( -6.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 11.3年から +155.5 ％増)。平均土地面積は 51.1 坪 (昨年 54.5 坪から -6.1 ％減)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 28.7 坪から +30.5 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 40.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 11.3 年 → 2021年 28.8 年、+155.5 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.5 分 → 2021年 9.4 分、+70.9 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 ％ → 2021年 20.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示