【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の能勢電鉄日生線 (山下駅~日生中央駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -47.9%( -29.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて +7.7%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 36.6年(昨年 27.7年から +32.1 %増)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 66.2 坪から +2.8 %増)。平均建物面積は 36.1 坪 (昨年 36.6 坪から -1.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。山下駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは日生中央駅で昨年に比べ -54.3 %、坪単価は 29.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(山下駅)は -5.0 %(坪単価 -2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(日生中央駅)は -54.3 %(坪単価 -35.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 30.8 % → 2022年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 27.7 年 → 2022年 36.6 年、+32.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.0 分 → 2022年 37.7 分、+169.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 38.5 % → 2022年 64.3 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 15.4 % → 2022年 7.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -5.0%( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった日生中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -54.3%( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
能勢電鉄日生線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
山下駅 | 39.7万/坪 (40.6年/52.9坪) | 41.8万/坪 (41.3年/54.5坪) | 33.2万/坪 (39.8年/38.6坪) |
日生中央駅 | 29.5万/坪 (35.5年/72.6坪) | 64.5万/坪 (25.3年/68.3坪) | 54.7万/坪 (25.3年/65.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山下駅 39.7 万/坪(昨年同期比 -5.0 %)
山下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -5.0%( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 41.3年から -1.6 %減)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 54.5 坪から -2.8 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 34.0 坪から -12.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 10.3 分、+29.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 66.7 %)
日生中央駅 29.5 万/坪(昨年同期比 -54.3 %)
日生中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -54.3%( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.5年(昨年 25.3年から +40.7 %増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 68.3 坪から +6.2 %増)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 37.1 坪から +2.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 % → 2022年 18.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 25.3 年 → 2022年 35.5 年、+40.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.1 分 → 2022年 45.2 分、+199.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 72.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示