【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の東武伊勢崎線 (谷塚駅～羽生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.3万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +0.5％( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 65 件(１年前(2023年)に比べて -90.9％( -647件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.4 坪 (昨年 109.3 坪から +2.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大袋駅、鷲宮駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはせんげん台駅で昨年に比べ +146.9 ％、坪単価は 56.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(せんげん台駅、草加駅)は +125.6 ％(坪単価 +47.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(武里駅、南羽生駅)は -91.8 ％(坪単価 -16.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 22.5 分 → 2024年 25.0 分、+11.2 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 4.9 ％ → 2024年 4.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった草加駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(35.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +104.4％( +60.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -91.5％( -43件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南羽生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -88.5％( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -85.0％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武伊勢崎線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 谷塚駅 | 22.4万/坪 (59.0坪) | 63.6万/坪 (59.4坪) | 57.9万/坪 (94.5坪) |
| 草加駅 | 119万/坪 (140坪) | 58.1万/坪 (71.3坪) | 56.6万/坪 (85.1坪) |
| 獨協大学前駅 | 58.1万/坪 (103坪) | 51.6万/坪 (69.7坪) | 46.7万/坪 (45.8坪) |
| 新田駅 | 46.8万/坪 (41.6坪) | 43.3万/坪 (111坪) | 50.3万/坪 (80.5坪) |
| 蒲生駅 | 15.5万/坪 (484坪) | 47.6万/坪 (64.2坪) | 63.8万/坪 (55.2坪) |
| 新越谷駅 | 55.9万/坪 (303坪) | 97.2万/坪 (98.5坪) | 74.9万/坪 (86.9坪) |
| 越谷駅 | 44.8万/坪 (23.4坪) | 58.3万/坪 (76.7坪) | 68.5万/坪 (83.6坪) |
| 北越谷駅 | 36.0万/坪 (50.5坪) | 30.5万/坪 (149坪) | 40.3万/坪 (117坪) |
| 大袋駅 | 45.1万/坪 (66.6坪) | 35.3万/坪 (109坪) | 38.5万/坪 (68.9坪) |
| せんげん台駅 | 56.8万/坪 (28.7坪) | 23.0万/坪 (111坪) | 22.0万/坪 (144坪) |
| 武里駅 | 1.4万/坪 (49.9坪) | 27.9万/坪 (100坪) | 26.0万/坪 (93.5坪) |
| 一ノ割駅 | 27.9万/坪 (135坪) | 35.2万/坪 (77.2坪) | 25.9万/坪 (48.6坪) |
| 春日部駅 | - | 54.6万/坪 (67.3坪) | 36.6万/坪 (70.7坪) |
| 北春日部駅 | 2.7万/坪 (53.7坪) | 20.8万/坪 (114坪) | 26.6万/坪 (77.9坪) |
| 姫宮駅 | - | 14.0万/坪 (185坪) | 12.4万/坪 (83.2坪) |
| 東武動物公園駅 | 12.5万/坪 (126坪) | 19.1万/坪 (92.0坪) | 18.3万/坪 (94.4坪) |
| 和戸駅 | - | 13.4万/坪 (55.0坪) | 14.6万/坪 (86.8坪) |
| 久喜駅 | 29.9万/坪 (144坪) | 28.2万/坪 (89.2坪) | 24.5万/坪 (84.6坪) |
| 鷲宮駅 | 12.7万/坪 (138坪) | 8.1万/坪 (169坪) | 9.9万/坪 (140坪) |
| 花崎駅 | - | 8.0万/坪 (135坪) | 6.0万/坪 (148坪) |
| 加須駅 | 9.1万/坪 (101坪) | 7.8万/坪 (144坪) | 7.0万/坪 (130坪) |
| 南羽生駅 | 0.7万/坪 (162坪) | 6.5万/坪 (189坪) | 5.4万/坪 (131坪) |
| 羽生駅 | 7.9万/坪 (98.6坪) | 6.9万/坪 (121坪) | 6.8万/坪 (165坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
せんげん台駅 56.8 万/坪(昨年同期比 +146.9 ％)
せんげん台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +146.9％( +33.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -93.5％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 111.0 坪から -74.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 35.0 分 → 2024年 9.0 分、-74.3 ％と大きく減少)
草加駅 118.8 万/坪(昨年同期比 +104.4 ％)
草加駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(35.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +104.4％( +60.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -91.5％( -43件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.9 坪 (昨年 71.3 坪から +96.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.3 ％ → 2024年 25.0 ％)
武里駅 1.4 万/坪(昨年同期比 -95.0 ％)
武里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.4万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -95.0％( -26.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -95.2％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 100.1 坪から -50.1 ％減)。
南羽生駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -88.5 ％)
南羽生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -88.5％( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -85.0％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 162.3 坪 (昨年 188.7 坪から -14.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 17.2 分 → 2024年 28.3 分、+64.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示