【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR加古川線 (加古川駅～谷川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.3万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +120.1％( +11.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -45.5％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 169.5 坪から -31.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。日岡駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは船町口駅で昨年に比べ +237.2 ％、坪単価は 3.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(船町口駅)は +237.2 ％(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(滝野駅)は -69.3 ％(坪単価 -7.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 29.5 分 → 2024年 23.5 分、-20.4 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.1 ％ → 2024年 11.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった加古川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.2万円/坪(10.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +17.7％( +5.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて +16.7％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった滝野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -69.3％( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR加古川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 加古川駅 | 35.2万/坪 (69.4坪) | 29.9万/坪 (69.6坪) | 28.1万/坪 (101坪) |
| 日岡駅 | 29.2万/坪 (74.1坪) | 23.4万/坪 (42.4坪) | 22.7万/坪 (52.9坪) |
| 神野駅 | - | 9.2万/坪 (54.5坪) | 9.9万/坪 (65.4坪) |
| 厄神駅 | - | 6.0万/坪 (30.3坪) | - |
| 市場駅 | - | - | 9.7万/坪 (100坪) |
| 小野町駅 | - | - | 3.6万/坪 (281坪) |
| 粟生駅 | - | 6.9万/坪 (40.8坪) | 4.3万/坪 (99.8坪) |
| 河合西駅 | - | - | 1.3万/坪 (151坪) |
| 青野ケ原駅 | - | 4.1万/坪 (126坪) | 6.3万/坪 (38.3坪) |
| 社町駅 | 19.1万/坪 (136坪) | - | - |
| 滝野駅 | 3.2万/坪 (242坪) | 10.4万/坪 (183坪) | 15.1万/坪 (100坪) |
| 滝駅 | - | - | - |
| 西脇市駅 | 8.7万/坪 (145坪) | 8.2万/坪 (166坪) | 6.0万/坪 (147坪) |
| 新西脇駅 | - | 2.6万/坪 (228坪) | 8.4万/坪 (116坪) |
| 比延駅 | - | 5.2万/坪 (43.9坪) | 4.5万/坪 (154坪) |
| 日本へそ公園駅 | - | - | - |
| 黒田庄駅 | - | 0.4万/坪 (281坪) | - |
| 本黒田駅 | - | 0.7万/坪 (514坪) | - |
| 船町口駅 | 3.4万/坪 (59.0坪) | 1.0万/坪 (219坪) | 2.0万/坪 (197坪) |
| 久下村駅 | - | - | - |
| 谷川駅 | - | 1.9万/坪 (320坪) | 1.9万/坪 (454坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
船町口駅 3.4 万/坪(昨年同期比 +237.2 ％)
船町口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +237.2％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 218.8 坪から -73.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 4.0 分、-86.7 ％と大きく減少)
滝野駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -69.3 ％)
滝野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -69.3％( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 242.0 坪 (昨年 183.0 坪から +32.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.0 分 → 2024年 18.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示