【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の山陽電鉄本線 (西代駅～山陽姫路駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.4万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -8.3％( -2.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 35 件(１年前(2023年)に比べて -52.7％( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.6 坪 (昨年 87.2 坪から +1.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。西新町駅、林崎松江海岸駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは浜の宮駅で昨年に比べ +137.1 ％、坪単価は 29.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(浜の宮駅、林崎松江海岸駅)は +103.3 ％(坪単価 +19.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(別府駅、大塩駅)は -70.8 ％(坪単価 -11.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.2 ％ → 2024年 17.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった林崎松江海岸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.1万円/坪(16.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +69.5％( +22.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大塩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -70.7％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 山陽電鉄本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西代駅 | 5.6万/坪 (148坪) | - | - |
| 板宿駅 | - | 80.8万/坪 (45.9坪) | - |
| 東須磨駅 | - | 135万/坪 (31.8坪) | 66.1万/坪 (12.1坪) |
| 月見山駅 | - | 38.0万/坪 (60.5坪) | - |
| 須磨寺駅 | 53.7万/坪 (24.2坪) | - | 87.3万/坪 (37.8坪) |
| 山陽須磨駅 | - | - | - |
| 須磨浦公園駅 | - | - | - |
| 山陽塩屋駅 | - | - | - |
| 滝の茶屋駅 | 30.9万/坪 (13.6坪) | 35.4万/坪 (79.4坪) | - |
| 東垂水駅 | - | 13.8万/坪 (66.6坪) | 104万/坪 (56.0坪) |
| 山陽垂水駅 | - | - | - |
| 霞ケ丘駅 | 85.4万/坪 (18.2坪) | - | 40.6万/坪 (43.9坪) |
| 舞子公園駅 | - | - | - |
| 西舞子駅 | - | 48.9万/坪 (75.6坪) | 59.7万/坪 (46.9坪) |
| 大蔵谷駅 | 41.3万/坪 (44.4坪) | 72.7万/坪 (46.9坪) | 47.5万/坪 (46.1坪) |
| 人丸前駅 | - | 49.1万/坪 (99.8坪) | - |
| 山陽明石駅 | - | - | - |
| 西新町駅 | 36.1万/坪 (64.0坪) | 25.0万/坪 (13.6坪) | 54.8万/坪 (29.7坪) |
| 林崎松江海岸駅 | 55.1万/坪 (36.3坪) | 32.5万/坪 (35.5坪) | 38.3万/坪 (43.1坪) |
| 藤江駅 | - | 60.4万/坪 (34.8坪) | 60.6万/坪 (29.5坪) |
| 中八木駅 | 19.7万/坪 (142坪) | 58.7万/坪 (81.3坪) | 26.8万/坪 (65.8坪) |
| 江井ケ島駅 | - | 38.8万/坪 (32.5坪) | 31.1万/坪 (81.7坪) |
| 西江井ケ島駅 | 23.8万/坪 (40.1坪) | - | 19.8万/坪 (159坪) |
| 山陽魚住駅 | - | - | - |
| 東二見駅 | - | 19.2万/坪 (180坪) | 31.3万/坪 (44.4坪) |
| 西二見駅 | 28.7万/坪 (44.6坪) | 33.1万/坪 (54.5坪) | 39.4万/坪 (40.8坪) |
| 播磨町駅 | 31.3万/坪 (114坪) | 29.1万/坪 (54.8坪) | 25.4万/坪 (61.4坪) |
| 別府駅 | 5.6万/坪 (266坪) | 19.4万/坪 (126坪) | 20.6万/坪 (79.4坪) |
| 浜の宮駅 | 29.9万/坪 (107坪) | 12.6万/坪 (74.3坪) | 18.6万/坪 (64.8坪) |
| 尾上の松駅 | 11.2万/坪 (197坪) | 24.8万/坪 (87.0坪) | 19.2万/坪 (187坪) |
| 高砂駅 | - | - | 19.3万/坪 (182坪) |
| 荒井駅 | - | 28.0万/坪 (52.2坪) | 6.8万/坪 (36.3坪) |
| 伊保駅 | - | 4.2万/坪 (126坪) | 11.7万/坪 (95.7坪) |
| 山陽曽根駅 | - | - | 26.8万/坪 (40.8坪) |
| 大塩駅 | 3.8万/坪 (106坪) | 12.9万/坪 (126坪) | 6.4万/坪 (42.4坪) |
| 的形駅 | - | 3.8万/坪 (127坪) | - |
| 八家駅 | - | 26.4万/坪 (45.4坪) | 20.1万/坪 (198坪) |
| 白浜の宮駅 | 17.8万/坪 (31.8坪) | 18.1万/坪 (46.9坪) | 18.0万/坪 (62.0坪) |
| 妻鹿駅 | 14.2万/坪 (60.5坪) | 14.7万/坪 (111坪) | 18.6万/坪 (90.0坪) |
| 飾磨駅 | 20.7万/坪 (143坪) | 22.8万/坪 (65.8坪) | 35.9万/坪 (165坪) |
| 亀山駅 | - | 48.1万/坪 (33.3坪) | - |
| 手柄駅 | - | - | - |
| 山陽姫路駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浜の宮駅 29.9 万/坪(昨年同期比 +137.1 ％)
浜の宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +137.1％( +17.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 106.6 坪 (昨年 74.3 坪から +43.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 12.9 分 → 2024年 15.0 分、+16.7 ％と増加)
林崎松江海岸駅 55.1 万/坪(昨年同期比 +69.5 ％)
林崎松江海岸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.1万円/坪(16.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +69.5％( +22.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 35.5 坪から +2.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.5 分 → 2024年 4.0 分、-57.9 ％と大きく減少)
別府駅 5.6 万/坪(昨年同期比 -71.0 ％)
別府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -71.0％( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 266.2 坪 (昨年 126.4 坪から +110.6 ％増)。
大塩駅 3.8 万/坪(昨年同期比 -70.7 ％)
大塩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -70.7％( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 125.5 坪から -15.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.5 分 → 2024年 13.0 分、+23.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示