【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年7月〜9月期の静岡鉄道静岡清水線 (新静岡駅～新清水駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +4.4％( +1.0万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +33.3％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.9年(昨年 26.0年から +15.3 ％増)。平均専有面積は 72.1 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +5.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。春日町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは草薙駅で昨年に比べ +110.7 ％、単価は 36.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(草薙駅)は +110.7 ％(単価 +19.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新清水駅)は -77.0 ％(単価 -19.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.4 分 → 2023年 9.2 分、-36.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 26.0 年 → 2023年 29.9 年、+15.3 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 58.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった草薙駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +110.7％( +19.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +300.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新清水駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -77.0％( -19.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 静岡鉄道静岡清水線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新静岡駅 | - | 11.8万/㎡ (45.5年/45.0㎡) | 23.0万/㎡ (24.0年/67.5㎡) |
| 日吉町駅 | - | 24.3万/㎡ (24.5年/70.0㎡) | 33.3万/㎡ (17.5年/90.0㎡) |
| 音羽町駅 | 23.2万/㎡ (37.9年/66.7㎡) | - | - |
| 春日町駅 | 9.1万/㎡ (50.5年/55.0㎡) | 6.2万/㎡ (43.5年/65.0㎡) | - |
| 柚木駅 | - | - | - |
| 長沼駅 | 34.3万/㎡ (21.5年/70.0㎡) | 46.7万/㎡ (3.5年/75.0㎡) | 28.0万/㎡ (19.5年/75.0㎡) |
| 古庄駅 | 22.5万/㎡ (25.5年/80.0㎡) | - | 21.9万/㎡ (33.0年/70.0㎡) |
| 県総合運動場駅 | - | - | - |
| 県立美術館前駅 | - | 42.7万/㎡ (5.5年/75.0㎡) | - |
| 草薙駅 | 36.1万/㎡ (21.5年/71.2㎡) | 17.1万/㎡ (25.5年/70.0㎡) | 42.5万/㎡ (18.2年/70.0㎡) |
| 御門台駅 | - | - | - |
| 狐ケ崎駅 | - | 14.3万/㎡ (41.5年/70.0㎡) | - |
| 桜橋駅 | - | - | - |
| 入江岡駅 | 10.5万/㎡ (25.5年/105㎡) | - | 24.0万/㎡ (18.5年/75.0㎡) |
| 新清水駅 | 5.7万/㎡ (36.5年/70.0㎡) | 24.8万/㎡ (22.0年/72.5㎡) | 19.6万/㎡ (19.5年/78.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
草薙駅 36.1 万/㎡(昨年同期比 +110.7 ％)
草薙駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +110.7％( +19.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +300.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 25.5年から -15.7 ％減)。平均専有面積は 71.2 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +1.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 25.5 年 → 2023年 21.5 年、-15.7 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 10.0 分 → 2023年 7.2 分、-27.5 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 75.0 ％)
新清水駅 5.7 万/㎡(昨年同期比 -77.0 ％)
新清水駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて -77.0％( -19.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.5年(昨年 22.0年から +65.9 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -3.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.0 分 → 2023年 8.0 分、-46.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 22.0 年 → 2023年 36.5 年、+65.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示