【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期のJR両毛線 (新前橋駅~桐生駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -23.2%( -4.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて -36.4%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.4年(昨年 22.0年から +20.1 %増)。平均専有面積は 47.1 ㎡ (昨年 55.5 ㎡から -15.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(前橋駅)は -23.4 %(単価 -5.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新前橋駅)は -31.5 %(単価 -5.0 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 22.0 年 → 2020年 26.4 年、+20.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 63.6 % → 2020年 85.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -23.4%( -5.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新前橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -31.5%( -5.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
JR両毛線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新前橋駅 | 10.9万/㎡ (29.3年/27.5㎡) | 16.0万/㎡ (24.3年/50.0㎡) | 7.5万/㎡ (28.6年/41.7㎡) |
前橋駅 | 16.9万/㎡ (22.6年/73.3㎡) | 22.1万/㎡ (17.9年/61.0㎡) | 17.8万/㎡ (22.6年/44.2㎡) |
前橋大島駅 | - | 5.5万/㎡ (27.3年/55.0㎡) | - |
伊勢崎駅 | - | - | - |
国定駅 | - | - | - |
桐生駅 | - | 13.6万/㎡ (28.3年/50.0㎡) | 10.0万/㎡ (27.3年/50.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
前橋駅 16.9 万/㎡(昨年同期比 -23.4 %)
前橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -23.4%( -5.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 17.9年から +26.5 %増)。平均専有面積は 73.3 ㎡ (昨年 61.0 ㎡から +20.2 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 17.9 年 → 2020年 22.6 年、+26.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.8 分 → 2020年 17.3 分、+46.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 66.7 %)
新前橋駅 10.9 万/㎡(昨年同期比 -31.5 %)
新前橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -31.5%( -5.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.3年(昨年 24.3年から +20.6 %増)。平均専有面積は 27.5 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から -45.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.2 分 → 2020年 11.0 分、-32.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 24.3 年 → 2020年 29.3 年、+20.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 75.0 % → 2020年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示