【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期の多摩モノレール (上北台駅～多摩センター駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -1.2％( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 24 件(１年前(2019年)に比べて +71.4％( +10件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.4年(昨年 31.4年から -0.0 ％減)。平均専有面積は 60.6 ㎡ (昨年 54.6 ㎡から +10.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。玉川上水駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは上北台駅で昨年に比べ -50.6 ％、単価は 7.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(高幡不動駅)は +2.3 ％(単価 +0.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上北台駅)は -50.6 ％(単価 -7.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.1 ％ → 2020年 16.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 7.2 分 → 2020年 8.1 分、+12.6 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 ％ → 2020年 40.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桜街道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -32.0％( -13.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上北台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -50.6％( -7.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 多摩モノレール | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上北台駅 | 7.1万/㎡ (49.3年/55.0㎡) | 14.4万/㎡ (48.3年/55.0㎡) | 25.0万/㎡ (22.3年/60.0㎡) |
| 桜街道駅 | 29.3万/㎡ (31.6年/58.3㎡) | 43.1万/㎡ (13.3年/65.0㎡) | 25.5万/㎡ (27.6年/56.7㎡) |
| 玉川上水駅 | 25.0万/㎡ (28.0年/48.0㎡) | 27.7万/㎡ (24.4年/60.8㎡) | 32.9万/㎡ (23.8年/66.7㎡) |
| 砂川七番駅 | - | - | 20.0万/㎡ (29.3年/15.0㎡) |
| 泉体育館駅 | - | 20.0万/㎡ (53.3年/60.0㎡) | 46.2万/㎡ (19.3年/65.0㎡) |
| 高松駅 | - | - | 61.0万/㎡ (12.3年/75.0㎡) |
| 立川北駅 | - | - | - |
| 立川南駅 | - | - | - |
| 柴崎体育館駅 | - | 54.3万/㎡ (10.3年/70.0㎡) | - |
| 甲州街道駅 | 32.0万/㎡ (17.3年/75.0㎡) | - | 30.0万/㎡ (15.9年/86.7㎡) |
| 万願寺駅 | - | - | - |
| 高幡不動駅 | 19.3万/㎡ (45.5年/56.2㎡) | 18.8万/㎡ (42.0年/37.5㎡) | 24.4万/㎡ (34.9年/65.0㎡) |
| 程久保駅 | 31.7万/㎡ (21.3年/60.0㎡) | - | - |
| 多摩動物公園駅 | - | - | - |
| 中央大学・明星大学駅 | 30.2万/㎡ (20.3年/65.0㎡) | - | 23.7万/㎡ (17.8年/75.0㎡) |
| 大塚・帝京大学駅 | - | - | - |
| 松が谷駅 | 30.2万/㎡ (25.9年/73.3㎡) | - | 45.3万/㎡ (0.25年/64.3㎡) |
| 多摩センター駅 | 53.0万/㎡ (23.3年/82.5㎡) | - | 50.0万/㎡ (11.3年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
高幡不動駅 19.3 万/㎡(昨年同期比 +2.3 ％)
高幡不動駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +2.3％( +0.4万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 45.5年(昨年 42.0年から +8.3 ％増)。平均専有面積は 56.2 ㎡ (昨年 37.5 ㎡から +50.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 75.0 ％)
上北台駅 7.1 万/㎡(昨年同期比 -50.6 ％)
上北台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -50.6％( -7.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 49.3年(昨年 48.3年から +2.1 ％増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示