【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の北神急行 (谷上駅~新神戸駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は52.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -7.2%( -4.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2023年)に比べて -40.2%( -33件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 21.7年から +2.8 %増)。平均専有面積は 60.1 ㎡ (昨年 48.2 ㎡から +24.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。新神戸駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは新神戸駅で昨年に比べ -7.1 %、単価は 52.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(新神戸駅)は -7.1 %(単価 -4.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新神戸駅)は -7.1 %(単価 -4.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 57.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.3 % → 2024年 40.8 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.0 分 → 2024年 5.3 分、+31.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.3 % → 2024年 12.2 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.5 % → 2024年 10.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新神戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は52.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -7.1%( -4.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2023年)に比べて -39.5%( -32件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新神戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は52.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -7.1%( -4.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2023年)に比べて -39.5%( -32件/㎡)と大幅に減少しています。)。
北神急行 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
谷上駅 | - | 60.0万/㎡ (9.5年/65.0㎡) | 42.6万/㎡ (14.4年/82.5㎡) |
新神戸駅 | 52.2万/㎡ (22.3年/60.1㎡) | 56.2万/㎡ (21.9年/48.0㎡) | 55.1万/㎡ (20.5年/51.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
新神戸駅 52.2 万/㎡(昨年同期比 -7.1 %)
新神戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は52.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -7.1%( -4.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 49 件(1年前(2023年)に比べて -39.5%( -32件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 21.9年から +2.1 %増)。平均専有面積は 60.1 ㎡ (昨年 48.0 ㎡から +25.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.6 % → 2024年 57.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.9 % → 2024年 40.8 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.1 分 → 2024年 5.3 分、+29.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.4 % → 2024年 12.2 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 29.6 % → 2024年 10.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示