【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR大湊線 (野辺地駅～大湊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -16.2％( -2.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて -85.5％( -59件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.6年(昨年 37.1年から -14.8 ％減)。平均土地面積は 144.5 坪 (昨年 130.3 坪から +11.0 ％増)。平均建物面積は 63.0 坪 (昨年 38.3 坪から +64.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。野辺地駅、陸奥横浜駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは陸奥横浜駅で昨年に比べ +43.3 ％、坪単価は 11.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(陸奥横浜駅)は +43.3 ％(坪単価 +3.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大湊駅)は -98.0 ％(坪単価 -14.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 37.1 年 → 2024年 31.6 年、-14.8 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 39.1 ％ → 2024年 30.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 44.7 分 → 2024年 58.4 分、+30.6 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった下北駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -12.2％( -2.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -91.2％( -31件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.29万円/坪(0.09万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -98.0％( -14.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR大湊線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 野辺地駅 | 12.7万/坪 (25.4年/141坪) | 9.0万/坪 (42.2年/126坪) | 21.3万/坪 (31.7年/119坪) |
| 北野辺地駅 | - | 4.6万/坪 (49.7年/87.7坪) | 6.0万/坪 (45.9年/84.7坪) |
| 有戸駅 | 19.1万/坪 (42.0年/99.8坪) | - | 5.8万/坪 (43.7年/253坪) |
| 吹越駅 | - | 10.2万/坪 (34.7年/216坪) | 32.6万/坪 (26.8年/333坪) |
| 陸奥横浜駅 | 11.4万/坪 (22.0年/218坪) | 8.0万/坪 (40.1年/121坪) | 6.2万/坪 (29.8年/89.2坪) |
| 有畑駅 | - | - | - |
| 近川駅 | - | - | - |
| 金谷沢駅 | - | - | 17.8万/坪 (0年/175坪) |
| 赤川駅 | - | 107万/坪 (0年/84.7坪) | 38.5万/坪 (24.7年/165坪) |
| 下北駅 | 15.0万/坪 (35.4年/160坪) | 17.1万/坪 (33.6年/132坪) | 27.4万/坪 (29.7年/113坪) |
| 大湊駅 | 0.29万/坪 (47.0年/78.7坪) | 14.5万/坪 (38.6年/130坪) | 8.4万/坪 (40.3年/115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
陸奥横浜駅 11.4 万/坪(昨年同期比 +43.3 ％)
陸奥横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +43.3％( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 40.1年から -45.1 ％減)。平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 120.6 坪から +80.6 ％増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 29.5 坪から +33.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 40.1 年 → 2024年 22.0 年、-45.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 49.0 分 → 2024年 120.0 分、+144.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
大湊駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -98.0 ％)
大湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.29万円/坪(0.09万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -98.0％( -14.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.0年(昨年 38.6年から +22.0 ％増)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 130.5 坪から -39.7 ％減)。平均建物面積は 102.9 坪 (昨年 34.2 坪から +200.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 44.3 分 → 2024年 30.0 分、-32.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 38.6 年 → 2024年 47.0 年、+22.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示