【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年10月〜12月期のJR高崎線 (新町駅~高崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.9万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +20.6%( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2022年)に比べて -54.5%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.1年(昨年 25.7年から -37.1 %減)。平均土地面積は 60.1 坪 (昨年 99.2 坪から -39.4 %減)。平均建物面積は 55.7 坪 (昨年 60.6 坪から -8.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。新町駅、倉賀野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは倉賀野駅で昨年に比べ +50.1 %、坪単価は 75.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(倉賀野駅)は +50.1 %(坪単価 +25.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高崎駅)は +3.9 %(坪単価 +2.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 25.7 年 → 2023年 16.1 年、-37.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 30.1 分 → 2023年 23.5 分、-21.9 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 28.3 % → 2023年 37.5 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 35.8 % → 2023年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった倉賀野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.6万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +50.1%( +25.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.9万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +41.8%( +20.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR高崎線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新町駅 | 69.9万/坪 (6.4年/58.6坪) | 49.3万/坪 (20.0年/109坪) | 42.2万/坪 (26.0年/118坪) |
倉賀野駅 | 75.6万/坪 (4.4年/58.4坪) | 50.4万/坪 (23.7年/96.8坪) | 76.2万/坪 (15.4年/68.5坪) |
高崎駅 | 74.4万/坪 (21.6年/61.1坪) | 71.6万/坪 (29.4年/94.7坪) | 78.0万/坪 (22.6年/78.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
倉賀野駅 75.6 万/坪(昨年同期比 +50.1 %)
倉賀野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.6万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +50.1%( +25.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 4.4年(昨年 23.7年から -81.6 %減)。平均土地面積は 58.4 坪 (昨年 96.8 坪から -39.7 %減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 53.7 坪から -40.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 23.7 年 → 2023年 4.4 年、-81.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 27.9 分 → 2023年 16.0 分、-42.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 80.0 %)
高崎駅 74.4 万/坪(昨年同期比 +3.9 %)
高崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.4万円/坪(22.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +3.9%( +2.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2022年)に比べて -44.8%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.6年(昨年 29.4年から -26.4 %減)。平均土地面積は 61.1 坪 (昨年 94.7 坪から -35.5 %減)。平均建物面積は 69.2 坪 (昨年 62.2 坪から +11.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 29.4 年 → 2023年 21.6 年、-26.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 35.7 % → 2023年 12.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 37.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示