【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期のJR男鹿線 (追分駅~男鹿駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -32.6%( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2022年)に比べて +62.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.5年(昨年 32.0年から -1.6 %減)。平均土地面積は 114.7 坪 (昨年 87.1 坪から +31.7 %増)。平均建物面積は 40.5 坪 (昨年 66.4 坪から -39.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(男鹿駅)は +220.3 %(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(船越駅)は -73.4 %(坪単価 -26.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 % → 2023年 15.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.4 分 → 2023年 17.8 分、+32.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 46.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった追分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -55.7%( -40.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった男鹿駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +220.3%( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR男鹿線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
追分駅 | 32.1万/坪 (29.5年/109坪) | 72.3万/坪 (20.0年/56.0坪) | 34.0万/坪 (30.6年/76.5坪) |
出戸浜駅 | - | 61.4万/坪 (0.5年/72.6坪) | 33.4万/坪 (14.2年/65.0坪) |
上二田駅 | - | - | 8.1万/坪 (23.5年/87.7坪) |
二田駅 | 8.0万/坪 (31.5年/69.6坪) | - | |
天王駅 | - | 5.7万/坪 (48.5年/90.8坪) | 0.5万/坪 (48.5年/78.7坪) |
船越駅 | 9.7万/坪 (30.5年/175坪) | 36.3万/坪 (31.5年/104坪) | - |
脇本駅 | 2.6万/坪 (44.5年/185坪) | - | - |
羽立駅 | - | - | 9.9万/坪 (37.5年/103坪) |
男鹿駅 | 8.3万/坪 (37.5年/84.7坪) | 2.6万/坪 (52.0年/90.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
男鹿駅 8.3 万/坪(昨年同期比 +220.3 %)
男鹿駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +220.3%( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.5年(昨年 52.0年から -27.9 %減)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 90.8 坪から -6.7 %減)。平均建物面積は 72.6 坪 (昨年 92.3 坪から -21.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 52.0 年 → 2023年 37.5 年、-27.9 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 1.0 分 → 2023年 13.0 分、+1200.0 %と大きく増加)
船越駅 9.7 万/坪(昨年同期比 -73.4 %)
船越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -73.4%( -26.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 31.5年から -3.2 %減)。平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 104.4 坪から +68.1 %増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 35.5 坪から +10.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 17.0 分 → 2023年 30.0 分、+76.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示