【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期のJR鶴見線 (鶴見駅～扇町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +4.9％( +6.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 39 件(１年前(2021年)に比べて -13.3％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 18.7年(昨年 16.0年から +17.1 ％増)。平均土地面積は 39.2 坪 (昨年 38.0 坪から +2.9 ％増)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 35.5 坪から +11.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鶴見駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは鶴見駅で昨年に比べ +6.0 ％、坪単価は 131 万円/坪となった。
上位 1 駅(鶴見駅)は +6.0 ％(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(浅野駅)は -9.3 ％(坪単価 -12.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 21.1 分 → 2022年 18.5 分、-12.0 ％と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 13.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 16.0 年 → 2022年 18.7 年、+17.1 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 21.1 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 31.8 ％ → 2022年 28.9 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鶴見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +6.0％( +7.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 32 件(１年前(2021年)に比べて -22.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった浅野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -9.3％( -12.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR鶴見線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鶴見駅 | 131万/坪 (18.5年/43.0坪) | 124万/坪 (16.5年/37.3坪) | 126万/坪 (16.0年/39.2坪) |
| 国道駅 | - | - | - |
| 鶴見小野駅 | 120万/坪 (33.7年/28.7坪) | 121万/坪 (14.0年/69.6坪) | 124万/坪 (3.5年/17.4坪) |
| 弁天橋駅 | - | 114万/坪 (29.0年/69.6坪) | - |
| 浅野駅 | 118万/坪 (15.0年/13.6坪) | 130万/坪 (0年/22.7坪) | 157万/坪 (0年/13.6坪) |
| 安善駅 | 153万/坪 (0年/21.2坪) | - | - |
| 武蔵白石駅 | - | - | - |
| 大川駅 | - | - | - |
| 浜川崎駅 | 117万/坪 (8.0年/18.2坪) | - | - |
| 昭和駅 | - | - | - |
| 扇町駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鶴見駅 131.3 万/坪(昨年同期比 +6.0 ％)
鶴見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +6.0％( +7.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 32 件(１年前(2021年)に比べて -22.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 16.5年から +11.9 ％増)。平均土地面積は 43.0 坪 (昨年 37.3 坪から +15.3 ％増)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 33.4 坪から +25.1 ％増)。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 16.1 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 22.5 ％ → 2022年 19.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 16.5 年 → 2022年 18.5 年、+11.9 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.5 ％ → 2022年 25.8 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.2 ％ → 2022年 4.3 ％)
浅野駅 117.8 万/坪(昨年同期比 -9.3 ％)
浅野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -9.3％( -12.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 22.7 坪から -40.0 ％減)。平均建物面積は 21.9 坪 (昨年 30.3 坪から -27.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.0 分 → 2022年 10.0 分、-28.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示