【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR鶴見線 (鶴見駅~扇町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 125万円/坪(37.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -15.9%( -23.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 43 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.4年(昨年 6.8年から +97.9 %増)。平均土地面積は 51.0 坪 (昨年 28.5 坪から +79.0 %増)。平均建物面積は 53.4 坪 (昨年 28.7 坪から +85.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。鶴見駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは鶴見小野駅で昨年に比べ -36.2 %、坪単価は 86.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(鶴見駅)は -13.7 %(坪単価 -20.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鶴見小野駅)は -36.2 %(坪単価 -49.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 9.5 % → 2020年 9.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 6.8 年 → 2020年 13.4 年、+97.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.1 % → 2020年 23.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 78.6 % → 2020年 51.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鶴見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -13.7%( -20.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 39 件(1年前(2019年)に比べて -4.9%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鶴見小野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.8万円/坪(26.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -36.2%( -49.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR鶴見線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鶴見駅 | 129万/坪 (12.0年/49.4坪) | 150万/坪 (7.1年/28.8坪) | 147万/坪 (12.3年/38.2坪) |
国道駅 | - | - | - |
鶴見小野駅 | 86.8万/坪 (28.2年/79.2坪) | 136万/坪 (0.5年/21.9坪) | - |
弁天橋駅 | - | - | - |
浅野駅 | 96.6万/坪 (24.5年/30.3坪) | - | 152万/坪 (0.5年/16.6坪) |
安善駅 | - | - | 66.1万/坪 (12.5年/16.6坪) |
武蔵白石駅 | - | - | - |
大川駅 | - | - | - |
浜川崎駅 | - | - | - |
昭和駅 | - | - | - |
扇町駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鶴見駅 129.1 万/坪(昨年同期比 -13.7 %)
鶴見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -13.7%( -20.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 39 件(1年前(2019年)に比べて -4.9%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.0年(昨年 7.1年から +69.2 %増)。平均土地面積は 49.4 坪 (昨年 28.8 坪から +71.4 %増)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 28.6 坪から +41.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 % → 2020年 7.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 7.1 年 → 2020年 12.0 年、+69.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 23.0 分 → 2020年 25.6 分、+11.7 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.5 % → 2020年 20.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 77.5 % → 2020年 53.8 %)
鶴見小野駅 86.8 万/坪(昨年同期比 -36.2 %)
鶴見小野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.8万円/坪(26.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -36.2%( -49.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.2年(昨年 0.5年から +5492.2 %増)。平均土地面積は 79.2 坪 (昨年 21.9 坪から +260.9 %増)。平均建物面積は 222.8 坪 (昨年 31.0 坪から +618.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.5 年 → 2020年 28.2 年、+5492.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.5 分 → 2020年 8.7 分、+92.6 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示