【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の真岡鐵道 (久下田駅～茂木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -8.8％( -4.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -18.2％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 21.2年(昨年 13.2年から +61.1 ％増)。平均土地面積は 115.9 坪 (昨年 81.9 坪から +41.5 ％増)。平均建物面積は 60.1 坪 (昨年 40.6 坪から +47.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。北真岡駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは北真岡駅で昨年に比べ +42.3 ％、坪単価は 97.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(北真岡駅)は +42.3 ％(坪単価 +29.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(久下田駅)は -66.5 ％(坪単価 -37.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.0 ％ → 2024年 23.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 13.2 年 → 2024年 21.2 年、+61.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.0 ％ → 2024年 23.5 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 55.0 ％ → 2024年 29.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北真岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +42.3％( +29.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった市塙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -17.8％( -2.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 真岡鐵道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 久下田駅 | 19.0万/坪 (35.0年/54.5坪) | 56.8万/坪 (4.5年/72.6坪) | - |
| 寺内駅 | - | - | |
| 真岡駅 | 52.1万/坪 (16.4年/118坪) | 50.0万/坪 (12.4年/74.4坪) | 51.0万/坪 (17.2年/97.0坪) |
| 北真岡駅 | 97.6万/坪 (1.0年/63.5坪) | 68.6万/坪 (12.3年/112坪) | 64.7万/坪 (17.5年/62.0坪) |
| 西田井駅 | - | - | - |
| 北山駅 | 6.8万/坪 (0年/233坪) | - | - |
| 益子駅 | 6.2万/坪 (57.0年/90.8坪) | - | 15.6万/坪 (33.0年/155坪) |
| 七井駅 | - | - | - |
| 多田羅駅 | - | - | 32.9万/坪 (24.0年/93.8坪) |
| 市塙駅 | 13.6万/坪 (31.0年/109坪) | 25.7万/坪 (14.0年/68.1坪) | |
| 笹原田駅 | - | - | - |
| 天矢場駅 | - | - | 4.1万/坪 (38.0年/72.6坪) |
| 茂木駅 | - | 7.0万/坪 (41.0年/87.0坪) | 86.6万/坪 (0年/99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北真岡駅 97.6 万/坪(昨年同期比 +42.3 ％)
北真岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +42.3％( +29.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 12.3年から -91.9 ％減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 111.9 坪から -43.2 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 45.4 坪から -30.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 12.3 年 → 2024年 1.0 年、-91.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.0 分 → 2024年 11.0 分、-31.2 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
久下田駅 19.0 万/坪(昨年同期比 -66.5 ％)
久下田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.0万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -66.5％( -37.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 4.5年から +677.9 ％増)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 72.6 坪から -25.0 ％減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 35.5 坪から +6.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.8 分 → 2024年 8.0 分、-57.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 4.5 年 → 2024年 35.0 年、+677.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示