【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の真岡鐵道 (久下田駅~茂木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.3万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -19.0%( -10.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 30 件(1年前(2021年)に比べて +7.1%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 19.7年(昨年 10.1年から +95.1 %増)。平均土地面積は 97.5 坪 (昨年 92.2 坪から +5.7 %増)。平均建物面積は 49.0 坪 (昨年 31.8 坪から +54.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。多田羅駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは市塙駅で昨年に比べ -55.0 %、坪単価は 25.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(茂木駅)は +653.4 %(坪単価 +75.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(市塙駅)は -55.0 %(坪単価 -31.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 10.1 年 → 2022年 19.7 年、+95.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 14.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった茂木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.6万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +653.4%( +75.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった市塙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -55.0%( -31.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
真岡鐵道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
久下田駅 | - | 74.7万/坪 (0年/90.8坪) | 23.6万/坪 (23.5年/89.2坪) |
寺内駅 | - | - | 27.2万/坪 (38.7年/198坪) |
真岡駅 | 51.0万/坪 (17.2年/97.0坪) | 57.8万/坪 (8.7年/69.0坪) | 68.4万/坪 (2.3年/70.0坪) |
北真岡駅 | 64.7万/坪 (17.5年/62.0坪) | 81.5万/坪 (0.7年/58.5坪) | 66.1万/坪 (0年/91.8坪) |
西田井駅 | - | 21.1万/坪 (25.0年/259坪) | |
北山駅 | - | - | - |
益子駅 | 15.6万/坪 (33.0年/155坪) | - | - |
七井駅 | - | - | - |
多田羅駅 | 32.9万/坪 (24.0年/93.8坪) | 33.1万/坪 (23.0年/60.5坪) | - |
市塙駅 | 25.7万/坪 (14.0年/68.1坪) | 57.1万/坪 (1.0年/81.7坪) | 54.6万/坪 (18.0年/160坪) |
笹原田駅 | - | - | - |
天矢場駅 | 4.1万/坪 (38.0年/72.6坪) | - | - |
茂木駅 | 86.6万/坪 (0年/99.8坪) | 11.5万/坪 (53.0年/99.8坪) | 15.6万/坪 (27.0年/96.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
茂木駅 86.6 万/坪(昨年同期比 +653.4 %)
茂木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.6万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +653.4%( +75.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 99.8 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 34.8 坪から +26.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.0 分 → 2022年 24.0 分、+60.0 %と大きく増加)
市塙駅 25.7 万/坪(昨年同期比 -55.0 %)
市塙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -55.0%( -31.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.0年(昨年 1.0年から +1301.0 %増)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 81.7 坪から -16.7 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 33.3 坪から -4.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 23.0 分、-23.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 1.0 年 → 2022年 14.0 年、+1301.0 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示