【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期の西武有楽町線 (練馬駅~小竹向原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 209万円/坪(63.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +8.3%( +16.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.7年(昨年 9.3年から +58.8 %増)。平均土地面積は 30.4 坪 (昨年 25.7 坪から +18.3 %増)。平均建物面積は 35.6 坪 (昨年 27.7 坪から +28.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。小竹向原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小竹向原駅で昨年に比べ +21.6 %、坪単価は 204 万円/坪となった。
上位 1 駅(小竹向原駅)は +21.6 %(坪単価 +36.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(練馬駅)は -6.1 %(坪単価 -13.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 5.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 9.3 年 → 2021年 14.7 年、+58.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 12.5 % → 2021年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小竹向原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 204万円/坪(61.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +21.6%( +36.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった練馬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 200万円/坪(60.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.1%( -13.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
西武有楽町線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
練馬駅 | 200万/坪 (23.4年/33.3坪) | 213万/坪 (12.8年/24.6坪) | 156万/坪 (30.9年/37.8坪) |
新桜台駅 | 245万/坪 (8.3年/53.9坪) | - | 216万/坪 (21.3年/42.4坪) |
小竹向原駅 | 204万/坪 (9.5年/19.1坪) | 168万/坪 (5.8年/26.8坪) | 184万/坪 (15.1年/30.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小竹向原駅 203.8 万/坪(昨年同期比 +21.6 %)
小竹向原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 204万円/坪(61.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +21.6%( +36.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 9.5年(昨年 5.8年から +65.2 %増)。平均土地面積は 19.1 坪 (昨年 26.8 坪から -28.9 %減)。平均建物面積は 26.1 坪 (昨年 27.2 坪から -4.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.8 年 → 2021年 9.5 年、+65.2 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 62.5 %)
練馬駅 199.9 万/坪(昨年同期比 -6.1 %)
練馬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 200万円/坪(60.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -6.1%( -13.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 12.8年から +83.4 %増)。平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 24.6 坪から +35.4 %増)。平均建物面積は 35.7 坪 (昨年 28.0 坪から +27.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 12.8 年 → 2021年 23.4 年、+83.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 7.8 分 → 2021年 9.1 分、+18.0 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 28.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示