【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の伊予鉄城南線 (道後温泉駅~南堀端駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.8万円/坪(25.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +33.6%( +21.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて +45.5%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.5年(昨年 28.8年から -1.1 %減)。平均土地面積は 73.3 坪 (昨年 49.2 坪から +48.8 %増)。平均建物面積は 46.8 坪 (昨年 38.9 坪から +20.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。勝山町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南町駅で昨年に比べ +151.0 %、坪単価は 120 万円/坪となった。
上位 1 駅(南町駅)は +151.0 %(坪単価 +72.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(道後温泉駅)は -29.4 %(坪単価 -23.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 % → 2024年 26.7 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 40.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 27.3 % → 2024年 18.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +151.0%( +72.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった道後温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -29.4%( -23.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
伊予鉄城南線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
道後温泉駅 | 56.8万/坪 (13.6年/56.9坪) | 80.5万/坪 (27.0年/53.7坪) | 26.6万/坪 (36.3年/61.6坪) |
道後公園駅 | 61.7万/坪 (42.7年/62.8坪) | - | 87.6万/坪 (11.3年/45.8坪) |
南町駅 | 120万/坪 (2.0年/56.0坪) | 47.8万/坪 (0年/63.5坪) | 62.0万/坪 (40.0年/22.7坪) |
上一万駅 | 331万/坪 (46.0年/333坪) | - | 44.7万/坪 (24.5年/52.9坪) |
警察署前駅 | - | 76.0万/坪 (34.0年/52.2坪) | 212万/坪 (27.0年/118坪) |
勝山町駅 | 73.1万/坪 (30.0年/41.8坪) | 42.0万/坪 (27.7年/39.7坪) | 38.0万/坪 (40.5年/36.3坪) |
大街道駅 | 34.4万/坪 (59.0年/25.7坪) | - | 37.1万/坪 (0年/75.6坪) |
県庁前駅 | - | - | - |
市役所前駅 | - | - | - |
南堀端駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南町駅 119.8 万/坪(昨年同期比 +151.0 %)
南町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +151.0%( +72.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 63.5 坪から -11.9 %減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 27.2 坪から +77.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 4.0 分 → 2024年 2.0 分、-50.0 %と大きく減少)
道後温泉駅 56.8 万/坪(昨年同期比 -29.4 %)
道後温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -29.4%( -23.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 13.6年(昨年 27.0年から -49.6 %減)。平均土地面積は 56.9 坪 (昨年 53.7 坪から +5.9 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 27.2 坪から +16.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 27.0 年 → 2024年 13.6 年、-49.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 60.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 22.2 分 → 2024年 29.0 分、+30.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示