【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の伊予鉄城北線 (古町駅～平和通1丁目駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +38.5％( +23.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2022年)に比べて +14.3％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 25.2年(昨年 21.7年から +16.0 ％増)。平均土地面積は 73.4 坪 (昨年 101.6 坪から -27.8 ％減)。平均建物面積は 34.1 坪 (昨年 95.6 坪から -64.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。本町6丁目駅、木屋町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは木屋町駅で昨年に比べ +63.6 ％、坪単価は 79.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(木屋町駅)は +63.6 ％(坪単価 +30.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(本町6丁目駅)は +25.9 ％(坪単価 +17.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 42.9 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 21.7 年 → 2023年 25.2 年、+16.0 ％と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 12.4 分 → 2023年 14.2 分、+14.7 ％と増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.7万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +25.9％( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +63.6％( +30.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 伊予鉄城北線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 古町駅 | - | - | 28.6万/坪 (25.0年/30.3坪) |
| 萱町6丁目駅 | - | 54.1万/坪 (23.0年/37.8坪) | - |
| 本町6丁目駅 | 86.7万/坪 (27.0年/55.5坪) | 68.9万/坪 (18.0年/126坪) | 67.0万/坪 (25.6年/37.6坪) |
| 木屋町駅 | 79.3万/坪 (14.0年/93.8坪) | 48.5万/坪 (35.0年/42.4坪) | 16.5万/坪 (41.0年/36.3坪) |
| 高砂町駅 | - | - | - |
| 清水町駅 | - | - | - |
| 鉄砲町駅 | - | - | - |
| 赤十字病院前駅 | - | - | - |
| 平和通1丁目駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
木屋町駅 79.3 万/坪(昨年同期比 +63.6 ％)
木屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +63.6％( +30.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.0年(昨年 35.0年から -60.0 ％減)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 42.4 坪から +121.4 ％増)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 22.7 坪から +66.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 35.0 年 → 2023年 14.0 年、-60.0 ％と大きく減少)
本町6丁目駅 86.7 万/坪(昨年同期比 +25.9 ％)
本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.7万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +25.9％( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 18.0年から +50.0 ％増)。平均土地面積は 55.5 坪 (昨年 126.1 坪から -56.0 ％減)。平均建物面積は 33.5 坪 (昨年 140.7 坪から -76.2 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 18.0 年 → 2023年 27.0 年、+50.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 14.0 分 → 2023年 16.0 分、+14.3 ％と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示