伊予鉄城北線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の伊予鉄城北線 (古町駅平和通1丁目駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -12.6%( -8.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 32 件(1年前(2021年)に比べて -17.9%( -7件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 24.4年(昨年 28.9年から -15.5 %減)。平均土地面積は 86.1 坪 (昨年 70.5 坪から +22.1 %増)。平均建物面積は 90.2 坪 (昨年 58.8 坪から +53.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。萱町6丁目駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平和通1丁目駅で昨年に比べ +260.9 %、坪単価は 51.7 万円/坪となった。

上位 1 駅(平和通1丁目駅)は +260.9 %(坪単価 +37.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鉄砲町駅)は -72.0 %(坪単価 -66.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 28.9 年 → 2022年 24.4 年、-15.5 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 30.3 % → 2022年 11.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 39.4 % → 2022年 55.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 21.2 % → 2022年 14.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.3万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -6.9%( -4.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 21 件(1年前(2021年)に比べて -19.2%( -5件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鉄砲町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -72.0%( -66.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

伊予鉄城北線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
伊予鉄城北線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
古町駅-37.7万/坪
(28.1年/31.0坪)
-
萱町6丁目駅54.1万/坪
(23.0年/37.8坪)
39.7万/坪
(37.3年/56.0坪)
41.1万/坪
(38.3年/50.7坪)
本町6丁目駅64.3万/坪
(23.1年/81.8坪)
69.1万/坪
(25.5年/84.1坪)
69.5万/坪
(21.0年/74.2坪)
木屋町駅33.1万/坪
(20.5年/56.0坪)
-139万/坪
(22.5年/35.1坪)
高砂町駅--45.8万/坪
(42.3年/36.8坪)
清水町駅35.1万/坪
(27.1年/136坪)
58.3万/坪
(20.5年/45.4坪)
29.7万/坪
(37.0年/47.6坪)
鉄砲町駅25.7万/坪
(37.2年/40.8坪)
92.0万/坪
(49.0年/61.0坪)
28.3万/坪
(39.5年/51.4坪)
赤十字病院前駅45.8万/坪
(18.3年/130坪)
-28.3万/坪
(23.3年/29.5坪)
平和通1丁目駅51.7万/坪
(30.5年/182坪)
14.3万/坪
(50.3年/43.1坪)
42.1万/坪
(22.2年/77.4坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

平和通1丁目駅51.7 万/坪(昨年同期比 +260.9 %)

平和通1丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +260.9%( +37.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 30.5年(昨年 50.3年から -39.3 %減)。平均土地面積は 181.5 坪 (昨年 43.1 坪から +321.1 %増)。平均建物面積は 77.1 坪 (昨年 48.4 坪から +59.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 50.3 年 → 2022年 30.5 年、-39.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 33.5 分 → 2022年 20.5 分、-38.8 %と大きく減少)

鉄砲町駅25.7 万/坪(昨年同期比 -72.0 %)

鉄砲町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -72.0%( -66.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 37.2年(昨年 49.0年から -24.2 %減)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 61.0 坪から -33.1 %減)。平均建物面積は 83.2 坪 (昨年 58.5 坪から +42.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 49.0 年 → 2022年 37.2 年、-24.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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