【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年10月〜12月期の伊予鉄城北線 (古町駅～平和通1丁目駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -48.9％( -43.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2021年)に比べて -10.0％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 32.9年から -3.0 ％減)。平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 44.2 坪から +108.5 ％増)。平均建物面積は 96.8 坪 (昨年 43.4 坪から +122.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(本町6丁目駅)は -22.6 ％(坪単価 -18.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鉄砲町駅)は -88.8 ％(坪単価 -122.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 22.2 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 ％ → 2022年 16.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.4 分 → 2022年 16.1 分、+20.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 ％ → 2022年 50.0 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 ％ → 2022年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.5万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -22.6％( -18.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鉄砲町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -88.8％( -122.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 伊予鉄城北線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 古町駅 | - | 19.1万/坪 (38.8年/30.3坪) | - |
| 萱町6丁目駅 | - | - | - |
| 本町6丁目駅 | 64.5万/坪 (28.8年/68.1坪) | 83.4万/坪 (21.0年/39.8坪) | 46.7万/坪 (38.1年/152坪) |
| 木屋町駅 | - | - | 117万/坪 (-0.25年/54.5坪) |
| 高砂町駅 | - | - | 21.0万/坪 (30.8年/39.3坪) |
| 清水町駅 | 15.1万/坪 (27.8年/242坪) | - | - |
| 鉄砲町駅 | 15.5万/坪 (48.8年/26.5坪) | 138万/坪 (53.8年/73.4坪) | - |
| 赤十字病院前駅 | - | - | - |
| 平和通1丁目駅 | 62.8万/坪 (0年/194坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
本町6丁目駅 64.5 万/坪(昨年同期比 -22.6 ％)
本町6丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.5万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -22.6％( -18.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 21.0年から +36.9 ％増)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 39.8 坪から +70.9 ％増)。平均建物面積は 36.7 坪 (昨年 26.1 坪から +40.6 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 21.0 年 → 2022年 28.8 年、+36.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
鉄砲町駅 15.5 万/坪(昨年同期比 -88.8 ％)
鉄砲町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -88.8％( -122.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 48.8年(昨年 53.8年から -9.3 ％減)。平均土地面積は 26.5 坪 (昨年 73.4 坪から -63.9 ％減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 60.5 坪から -31.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.5 分 → 2022年 5.5 分、+57.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示