【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の井原鉄道 (御領駅～神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.2万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +5.2％( +2.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -75.9％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.7年(昨年 30.9年から -39.6 ％減)。平均土地面積は 139.8 坪 (昨年 78.2 坪から +78.8 ％増)。平均建物面積は 83.6 坪 (昨年 51.3 坪から +62.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。神辺駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは神辺駅で昨年に比べ +46.6 ％、坪単価は 52.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(神辺駅)は +46.6 ％(坪単価 +16.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(御領駅)は -52.7 ％(坪単価 -13.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.9 年 → 2024年 18.7 年、-39.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.0 分 → 2024年 10.6 分、-29.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.7 ％ → 2024年 28.6 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 19.2 ％ → 2024年 60.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.9万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +13.5％( +7.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -84.6％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -52.7％( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 井原鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 御領駅 | 12.2万/坪 (48.3年/287坪) | 25.9万/坪 (39.5年/60.9坪) | 46.5万/坪 (24.4年/64.7坪) |
| 湯野駅 | 59.9万/坪 (0年/128坪) | 52.7万/坪 (24.5年/97.3坪) | 68.1万/坪 (20.2年/68.4坪) |
| 神辺駅 | 52.7万/坪 (15.0年/49.9坪) | 36.0万/坪 (34.7年/64.0坪) | 32.4万/坪 (19.6年/89.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
神辺駅 52.7 万/坪(昨年同期比 +46.6 ％)
神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +46.6％( +16.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 34.7年から -56.7 ％減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 64.0 坪から -22.0 ％減)。平均建物面積は 41.8 坪 (昨年 45.2 坪から -7.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 34.7 年 → 2024年 15.0 年、-56.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.6 分 → 2024年 7.3 分、-41.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.1 ％ → 2024年 66.7 ％)
御領駅 12.2 万/坪(昨年同期比 -52.7 ％)
御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -52.7％( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.3年(昨年 39.5年から +22.3 ％増)。平均土地面積は 286.6 坪 (昨年 60.9 坪から +370.4 ％増)。平均建物面積は 183.8 坪 (昨年 32.6 坪から +463.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 26.9 分 → 2024年 17.5 分、-34.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 39.5 年 → 2024年 48.3 年、+22.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 80.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示