【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期の井原鉄道 (御領駅~神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -16.0%( -9.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて -44.1%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 14.6年から +42.0 %増)。平均土地面積は 73.7 坪 (昨年 87.9 坪から -16.1 %減)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 41.3 坪から -14.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。湯野駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは神辺駅で昨年に比べ -26.6 %、坪単価は 34.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(湯野駅)は -2.3 %(坪単価 -1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(神辺駅)は -26.6 %(坪単価 -12.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 12.1 % → 2022年 11.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.6 年 → 2022年 20.8 年、+42.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 13.7 分 → 2022年 15.5 分、+12.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 21.2 % → 2022年 33.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 54.5 % → 2022年 38.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.9万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -2.3%( -1.5万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -63.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -26.6%( -12.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
井原鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御領駅 | 43.3万/坪 (27.1年/65.9坪) | 49.5万/坪 (21.7年/76.1坪) | 29.3万/坪 (33.0年/117坪) |
湯野駅 | 62.9万/坪 (17.9年/60.7坪) | 64.4万/坪 (9.8年/61.1坪) | 47.9万/坪 (20.1年/103坪) |
神辺駅 | 34.4万/坪 (14.8年/103坪) | 46.8万/坪 (18.6年/191坪) | 33.1万/坪 (22.0年/113坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
湯野駅 62.9 万/坪(昨年同期比 -2.3 %)
湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.9万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -2.3%( -1.5万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -63.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.9年(昨年 9.8年から +82.9 %増)。平均土地面積は 60.7 坪 (昨年 61.1 坪から -0.6 %減)。平均建物面積は 30.0 坪 (昨年 32.3 坪から -7.1 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 9.8 年 → 2022年 17.9 年、+82.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 28.6 %)
神辺駅 34.4 万/坪(昨年同期比 -26.6 %)
神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -26.6%( -12.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 14.8年(昨年 18.6年から -20.5 %減)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 190.6 坪から -46.0 %減)。平均建物面積は 50.5 坪 (昨年 92.5 坪から -45.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 18.6 年 → 2022年 14.8 年、-20.5 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示