
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期の井原鉄道 (御領駅~神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.7万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +36.3%( +16.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて -36.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.4年(昨年 25.5年から -39.5 %減)。平均土地面積は 57.9 坪 (昨年 64.4 坪から -10.0 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 30.5 坪から -5.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。湯野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは神辺駅で昨年に比べ +139.8 %、坪単価は 54.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(神辺駅)は +139.8 %(坪単価 +31.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(御領駅)は -79.5 %(坪単価 -31.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 25.5 年 → 2023年 15.4 年、-39.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 15.0 分 → 2023年 12.6 分、-16.2 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 36.4 % → 2023年 57.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 18.2 % → 2023年 28.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.4万円/坪(24.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +21.7%( +14.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -79.5%( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
井原鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御領駅 | 8.0万/坪 (50.3年/48.4坪) | 39.2万/坪 (28.1年/66.6坪) | 60.0万/坪 (29.3年/126坪) |
湯野駅 | 80.4万/坪 (7.3年/65.4坪) | 66.1万/坪 (21.8年/66.6坪) | 62.4万/坪 (19.7年/70.8坪) |
神辺駅 | 54.5万/坪 (14.3年/47.6坪) | 22.7万/坪 (26.3年/54.5坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
神辺駅 54.5 万/坪(昨年同期比 +139.8 %)
神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.5万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +139.8%( +31.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.3年(昨年 26.3年から -45.7 %減)。平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 54.5 坪から -12.5 %減)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 37.8 坪から -14.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 26.3 年 → 2023年 14.3 年、-45.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 50.0 %)
御領駅 8.0 万/坪(昨年同期比 -79.5 %)
御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -79.5%( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 50.3年(昨年 28.1年から +79.1 %増)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 66.6 坪から -27.3 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 29.0 坪から -27.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 19.2 分 → 2023年 11.0 分、-42.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.1 年 → 2023年 50.3 年、+79.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 60.0 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示