物件種別
対象路線
調査期間
中古一戸建て
2024年第1四半期
2024年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古一戸建て相場の概況

2024年1月〜3月期の京成東成田線 (京成成田駅東成田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.8万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +25.4%( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -21.4%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.7年(昨年 34.5年から -25.6 %減)。平均土地面積は 78.5 坪 (昨年 76.4 坪から +2.8 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 41.1 坪から -15.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。東成田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東成田駅で昨年に比べ +71.4 %、坪単価は 23.6 万円/坪となった。

上位 1 駅(東成田駅)は +71.4 %(坪単価 +9.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京成成田駅)は +17.9 %(坪単価 +8.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2023年 34.5 年 → 2024年 25.7 年、-25.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 81.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +17.9%( +8.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.6万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +71.4%( +9.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

京成東成田線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
京成東成田線現状(2024)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
京成成田駅56.8万/坪
(25.6年/82.0坪)
48.2万/坪
(32.9年/75.6坪)
63.9万/坪
(24.3年/63.7坪)
東成田駅23.6万/坪
(26.0年/43.9坪)
13.8万/坪
(41.5年/80.9坪)
73.5万/坪
(41.3年/167坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

東成田駅23.6 万/坪(昨年同期比 +71.4 %)

東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.6万円/坪(7.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +71.4%( +9.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 26.0年(昨年 41.5年から -37.3 %減)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 80.9 坪から -45.8 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 31.0 坪から -31.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2023年 41.5 年 → 2024年 26.0 年、-37.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 75.0 分 → 2024年 60.0 分、-20.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)

京成成田駅56.8 万/坪(昨年同期比 +17.9 %)

京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.8万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +17.9%( +8.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 25.6年(昨年 32.9年から -22.2 %減)。平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 75.6 坪から +8.4 %増)。平均建物面積は 36.1 坪 (昨年 42.9 坪から -15.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2023年 32.9 年 → 2024年 25.6 年、-22.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2023年 16.8 分 → 2024年 19.0 分、+13.2 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 80.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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