【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期の京成東成田線 (京成成田駅～東成田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.9万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -36.0％( -24.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2022年)に比べて +16.7％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 30.5年から +13.1 ％増)。平均土地面積は 76.4 坪 (昨年 101.3 坪から -24.6 ％減)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 73.5 坪から -44.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(京成成田駅)は -24.5 ％(坪単価 -15.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東成田駅)は -81.3 ％(坪単価 -59.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 41.0 分 → 2023年 27.4 分、-33.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 45.5 ％ → 2023年 36.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 30.5 年 → 2023年 34.5 年、+13.1 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 27.3 ％ → 2023年 45.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -24.5％( -15.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -81.3％( -59.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京成東成田線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京成成田駅 | 48.2万/坪 (32.9年/75.6坪) | 63.9万/坪 (24.3年/63.7坪) | 53.6万/坪 (22.0年/71.6坪) |
| 東成田駅 | 13.8万/坪 (41.5年/80.9坪) | 73.5万/坪 (41.3年/167坪) | 28.0万/坪 (20.7年/63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
京成成田駅 48.2 万/坪(昨年同期比 -24.5 ％)
京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -24.5％( -15.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.9年(昨年 24.3年から +35.4 ％増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 63.7 坪から +18.6 ％増)。平均建物面積は 42.9 坪 (昨年 89.0 坪から -51.8 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 42.9 ％ → 2023年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 24.3 年 → 2023年 32.9 年、+35.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 14.3 ％ → 2023年 44.4 ％)
東成田駅 13.8 万/坪(昨年同期比 -81.3 ％)
東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -81.3％( -59.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.5年(昨年 41.3年から +0.6 ％増)。平均土地面積は 80.9 坪 (昨年 167.1 坪から -51.6 ％減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 42.4 坪から -26.8 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示