【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の京成東成田線 (京成成田駅～東成田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.3万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -16.0％( -10.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 28 件(１年前(2021年)に比べて +40.0％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.4年(昨年 17.1年から +60.6 ％増)。平均土地面積は 67.4 坪 (昨年 73.4 坪から -8.2 ％減)。平均建物面積は 42.5 坪 (昨年 32.8 坪から +29.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 1 駅(東成田駅)は +667.4 ％(坪単価 +97.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京成成田駅)は -23.2 ％(坪単価 -15.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 35.4 分 → 2022年 27.3 分、-22.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 17.1 年 → 2022年 27.4 年、+60.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 25.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +667.4％( +97.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.0万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -23.2％( -15.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2021年)に比べて +58.8％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 京成東成田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京成成田駅 | 50.0万/坪 (28.9年/67.4坪) | 65.1万/坪 (17.1年/59.8坪) | 34.1万/坪 (24.2年/45.9坪) |
| 東成田駅 | 14.6万/坪 (0年/151坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東成田駅 112.2 万/坪(昨年同期比 +667.4 ％)
東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +667.4％( +97.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均建物面積は 169.4 坪 (昨年 28.7 坪から +489.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 80.0 分 → 2022年 30.0 分、-62.5 ％と大きく減少)
京成成田駅 50.0 万/坪(昨年同期比 -23.2 ％)
京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.0万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -23.2％( -15.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2021年)に比べて +58.8％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.9年(昨年 17.1年から +69.1 ％増)。平均土地面積は 67.4 坪 (昨年 59.8 坪から +12.8 ％増)。平均建物面積は 37.6 坪 (昨年 33.0 坪から +14.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 17.1 年 → 2022年 28.9 年、+69.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.0 分 → 2022年 27.0 分、+22.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 26.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示