【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の京成東成田線 (京成成田駅~東成田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.1万円/坪(20.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +46.7%( +21.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -7.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 21.4年から +42.1 %増)。平均土地面積は 101.3 坪 (昨年 69.1 坪から +46.6 %増)。平均建物面積は 73.5 坪 (昨年 32.5 坪から +126.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。京成成田駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東成田駅で昨年に比べ +162.1 %、坪単価は 73.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(東成田駅)は +162.1 %(坪単価 +45.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京成成田駅)は +19.2 %(坪単価 +10.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 67.3 分 → 2022年 41.0 分、-39.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 % → 2022年 45.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 21.4 年 → 2022年 30.5 年、+42.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 27.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.5万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +162.1%( +45.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.9万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +19.2%( +10.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
京成東成田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
京成成田駅 | 63.9万/坪 (24.3年/63.7坪) | 53.6万/坪 (22.0年/71.6坪) | 75.0万/坪 (23.7年/50.9坪) |
東成田駅 | 73.5万/坪 (41.3年/167坪) | 28.0万/坪 (20.7年/63.5坪) | 7.3万/坪 (29.0年/182坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東成田駅 73.5 万/坪(昨年同期比 +162.1 %)
東成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.5万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +162.1%( +45.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 41.3年(昨年 20.7年から +99.6 %増)。平均土地面積は 167.1 坪 (昨年 63.5 坪から +163.1 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 26.8 坪から +57.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 90.0 分 → 2022年 75.0 分、-16.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.7 年 → 2022年 41.3 年、+99.6 %と大きく増加)
京成成田駅 63.9 万/坪(昨年同期比 +19.2 %)
京成成田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.9万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +19.2%( +10.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 22.0年から +10.4 %増)。平均土地面積は 63.7 坪 (昨年 71.6 坪から -11.0 %減)。平均建物面積は 89.0 坪 (昨年 35.0 坪から +154.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 37.0 分 → 2022年 18.3 分、-50.5 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 42.9 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 22.0 年 → 2022年 24.3 年、+10.4 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 14.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示