【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の叡山電鉄鞍馬線 (宝ケ池駅～鞍馬駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +26.3％( +25.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -29.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 33.0年から -45.9 ％減)。平均土地面積は 49.7 坪 (昨年 60.9 坪から -18.5 ％減)。平均建物面積は 26.1 坪 (昨年 41.5 坪から -37.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。宝ケ池駅、岩倉駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは二軒茶屋駅で昨年に比べ +144.9 ％、坪単価は 138 万円/坪となった。
上位 1 駅(二軒茶屋駅)は +144.9 ％(坪単価 +81.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八幡前駅)は -65.9 ％(坪単価 -96.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 33.0 年 → 2024年 17.8 年、-45.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 45.5 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.7 ％ → 2024年 27.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.8 分 → 2024年 12.1 分、+36.9 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 29.4 ％ → 2024年 25.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった木野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -14.9％( -24.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八幡前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.0万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -65.9％( -96.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 叡山電鉄鞍馬線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宝ケ池駅 | 138万/坪 (1.0年/46.9坪) | 74.3万/坪 (37.0年/20.2坪) | - |
| 八幡前駅 | 50.0万/坪 (50.0年/74.1坪) | 147万/坪 (26.5年/38.6坪) | - |
| 岩倉駅 | 117万/坪 (27.0年/45.1坪) | 86.8万/坪 (32.5年/63.2坪) | 90.1万/坪 (25.2年/83.2坪) |
| 木野駅 | 142万/坪 (1.0年/54.5坪) | 167万/坪 (22.0年/77.1坪) | 186万/坪 (0年/59.7坪) |
| 京都精華大前駅 | 163万/坪 (7.0年/42.4坪) | - | 120万/坪 (8.0年/52.9坪) |
| 二軒茶屋駅 | 138万/坪 (1.0年/39.3坪) | 56.2万/坪 (39.0年/91.5坪) | 71.5万/坪 (22.0年/27.2坪) |
| 市原駅 | - | 123万/坪 (0年/62.0坪) | 41.4万/坪 (10.0年/69.6坪) |
| 二ノ瀬駅 | - | - | - |
| 貴船口駅 | - | - | - |
| 鞍馬駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
二軒茶屋駅 137.7 万/坪(昨年同期比 +144.9 ％)
二軒茶屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +144.9％( +81.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 39.0年から -97.4 ％減)。平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 91.5 坪から -57.0 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 71.8 坪から -62.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 39.0 年 → 2024年 1.0 年、-97.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 16.5 分、+230.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
八幡前駅 50.0 万/坪(昨年同期比 -65.9 ％)
八幡前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.0万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -65.9％( -96.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 50.0年(昨年 26.5年から +88.7 ％増)。平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 38.6 坪から +92.2 ％増)。平均建物面積は 13.6 坪 (昨年 23.4 坪から -41.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 26.5 年 → 2024年 50.0 年、+88.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.0 分 → 2024年 7.5 分、+275.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示