【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期の叡山電鉄鞍馬線 (宝ケ池駅～鞍馬駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +81.1％( +59.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2019年)に比べて +150.0％( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.8年(昨年 28.8年から -62.5 ％減)。平均土地面積は 103.7 坪 (昨年 57.5 坪から +80.4 ％増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 63.9 坪から -26.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。宝ケ池駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは宝ケ池駅で昨年に比べ -13.4 ％、坪単価は 101 万円/坪となった。
上位 1 駅(二軒茶屋駅)は +114.8 ％(坪単価 +63.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宝ケ池駅)は -13.4 ％(坪単価 -15.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 28.8 年 → 2020年 10.8 年、-62.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 27.8 分 → 2020年 7.6 分、-72.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 ％ → 2020年 57.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 7.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった二軒茶屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +114.8％( +63.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宝ケ池駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -13.4％( -15.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 叡山電鉄鞍馬線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宝ケ池駅 | 101万/坪 (44.5年/348坪) | 116万/坪 (27.5年/24.2坪) | 123万/坪 (49.5年/47.6坪) |
| 八幡前駅 | 159万/坪 (6.5年/157坪) | - | 145万/坪 (9.0年/48.4坪) |
| 岩倉駅 | 130万/坪 (11.3年/53.3坪) | - | - |
| 木野駅 | 153万/坪 (0.5年/56.7坪) | - | - |
| 京都精華大前駅 | - | - | 135万/坪 (3.5年/59.0坪) |
| 二軒茶屋駅 | 118万/坪 (15.5年/34.8坪) | 55.1万/坪 (26.5年/99.8坪) | 66.1万/坪 (47.5年/31.8坪) |
| 市原駅 | - | - | - |
| 二ノ瀬駅 | - | - | - |
| 貴船口駅 | - | - | - |
| 鞍馬駅 | - | 7.9万/坪 (33.5年/72.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
二軒茶屋駅 118.3 万/坪(昨年同期比 +114.8 ％)
二軒茶屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +114.8％( +63.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.5年(昨年 26.5年から -41.5 ％減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 99.8 坪から -65.2 ％減)。平均建物面積は 23.2 坪 (昨年 181.5 坪から -87.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 26.5 年 → 2020年 15.5 年、-41.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.0 分 → 2020年 16.7 分、+85.2 ％と大きく増加)
宝ケ池駅 100.6 万/坪(昨年同期比 -13.4 ％)
宝ケ池駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -13.4％( -15.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 44.5年(昨年 27.5年から +61.8 ％増)。平均土地面積は 347.9 坪 (昨年 24.2 坪から +1337.5 ％増)。平均建物面積は 93.0 坪 (昨年 18.2 坪から +412.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.0 分 → 2020年 4.5 分、-62.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 27.5 年 → 2020年 44.5 年、+61.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示