【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期の叡山電鉄鞍馬線 (宝ケ池駅~鞍馬駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +52.7%( +38.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2019年)に比べて +87.5%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.1年(昨年 28.9年から -44.3 %減)。平均土地面積は 70.4 坪 (昨年 45.2 坪から +55.9 %増)。平均建物面積は 38.1 坪 (昨年 97.2 坪から -60.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。岩倉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは二軒茶屋駅で昨年に比べ +156.1 %、坪単価は 122 万円/坪となった。
上位 1 駅(二軒茶屋駅)は +156.1 %(坪単価 +74.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岩倉駅)は +73.9 %(坪単価 +51.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 28.9 年 → 2020年 16.1 年、-44.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.1 分 → 2020年 10.2 分、-36.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 50.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 37.5 % → 2020年 14.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 28.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岩倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +73.9%( +51.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八幡前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.0万円/坪(22.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +126.8%( +41.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
叡山電鉄鞍馬線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宝ケ池駅 | 51.9万/坪 (24.0年/19.7坪) | - | 114万/坪 (9.0年/108坪) |
八幡前駅 | 75.0万/坪 (34.0年/71.8坪) | 87.4万/坪 (31.0年/75.6坪) | |
岩倉駅 | 122万/坪 (18.2年/92.5坪) | 70.1万/坪 (28.6年/46.9坪) | 83.9万/坪 (16.0年/43.9坪) |
木野駅 | - | - | 165万/坪 (0年/52.9坪) |
京都精華大前駅 | - | 155万/坪 (0年/51.4坪) | 118万/坪 (12.5年/84.7坪) |
二軒茶屋駅 | 122万/坪 (0年/51.4坪) | 47.6万/坪 (38.0年/30.3坪) | 112万/坪 (0年/42.4坪) |
市原駅 | 146万/坪 (6.0年/34.8坪) | - | - |
二ノ瀬駅 | - | - | - |
貴船口駅 | - | - | - |
鞍馬駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
二軒茶屋駅 121.9 万/坪(昨年同期比 +156.1 %)
二軒茶屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +156.1%( +74.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.0年(昨年 38.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 30.3 坪から +70.0 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 37.8 坪から -24.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 38.0 年 → 2020年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 28.0 分 → 2020年 5.7 分、-79.8 %と大きく減少)
岩倉駅 121.9 万/坪(昨年同期比 +73.9 %)
岩倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +73.9%( +51.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 28.6年から -36.6 %減)。平均土地面積は 92.5 坪 (昨年 46.9 坪から +97.2 %増)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 33.0 坪から +30.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 28.6 年 → 2020年 18.2 年、-36.6 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 17.6 分 → 2020年 12.6 分、-28.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 57.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示