物件種別
対象路線
調査期間
土地
2023年
2023年1月12月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2023年1月〜12月期のJR身延線 (富士駅稲子駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +0.3%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 335 件(1年前(2022年)に比べて -0.6%( -2件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均土地面積は 116.4 坪 (昨年 124.5 坪から -6.5 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。富士宮駅西富士宮駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西富士宮駅で昨年に比べ +13.9 %、坪単価は 12.6 万円/坪となった。

上位 2 駅(西富士宮駅富士宮駅)は +12.6 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(芝川駅富士根駅)は -48.0 %(坪単価 -4.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 2.4 % → 2023年 4.5 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった富士駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.1万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +1.6%( +0.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 182 件(1年前(2022年)に比べて -9.9%( -20件/坪)と弱含みに推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった芝川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -59.0%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR身延線(沿線・駅ごとの土地について)
JR身延線現状(2023)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
富士駅18.1万/坪
(119坪)
17.8万/坪
(135坪)
17.7万/坪
(111坪)
柚木駅---
竪堀駅---
入山瀬駅11.7万/坪
(144坪)
15.1万/坪
(60.5坪)
9.8万/坪
(234坪)
富士根駅7.8万/坪
(149坪)
12.3万/坪
(115坪)
11.1万/坪
(121坪)
源道寺駅12.8万/坪
(112坪)
13.8万/坪
(113坪)
13.4万/坪
(98.5坪)
富士宮駅12.7万/坪
(117坪)
11.4万/坪
(122坪)
10.1万/坪
(115坪)
西富士宮駅12.6万/坪
(73.5坪)
11.1万/坪
(58.2坪)
15.4万/坪
(61.1坪)
沼久保駅---
芝川駅2.6万/坪
(171坪)
6.3万/坪
(154坪)
7.4万/坪
(71.8坪)
稲子駅-0.6万/坪
(27.2坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

西富士宮駅12.6 万/坪(昨年同期比 +13.9 %)

西富士宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +13.9%( +1.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 34 件(1年前(2022年)に比べて +88.9%( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 73.5 坪 (昨年 58.2 坪から +26.3 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 16.7 分 → 2023年 20.7 分、+24.0 %と大きく増加)

富士宮駅12.7 万/坪(昨年同期比 +11.4 %)

富士宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +11.4%( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 72 件(1年前(2022年)に比べて -18.2%( -16件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 117.2 坪 (昨年 121.8 坪から -3.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2022年 36.6 分 → 2023年 32.1 分、-12.1 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 2.3 % → 2023年 4.2 %)

芝川駅2.6 万/坪(昨年同期比 -59.0 %)

芝川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -59.0%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 170.9 坪 (昨年 154.3 坪から +10.8 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2022年 11.0 分 → 2023年 12.5 分、+13.6 %と増加)

富士根駅7.8 万/坪(昨年同期比 -37.0 %)

富士根駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -37.0%( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 148.7 坪 (昨年 114.6 坪から +29.8 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.1 分 → 2023年 23.4 分、+78.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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