【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期のJR小海線 (野辺山駅~小諸駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -40.2%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 64 件(1年前(2022年)に比べて -45.3%( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 155.3 坪 (昨年 98.3 坪から +58.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。海尻駅、北中込駅、三岡駅、乙女駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは野辺山駅で昨年に比べ +611.9 %、坪単価は 1.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(野辺山駅、美里駅)は +405.5 %(坪単価 +4.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(龍岡城駅、太田部駅)は -78.5 %(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.4 % → 2023年 7.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった美里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +199.0%( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった龍岡城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -90.5%( -4.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR小海線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
野辺山駅 | 1.2万/坪 (333坪) | 0.17万/坪 (36.3坪) | 1.9万/坪 (293坪) |
信濃川上駅 | 4.7万/坪 (93.8坪) | - | - |
佐久広瀬駅 | - | - | - |
佐久海ノ口駅 | - | - | - |
海尻駅 | 3.9万/坪 (81.7坪) | 2.0万/坪 (39.3坪) | 2.0万/坪 (34.8坪) |
松原湖駅 | - | - | - |
小海駅 | - | 1.1万/坪 (37.8坪) | 0.01万/坪 (57.5坪) |
馬流駅 | - | - | - |
高岩駅 | - | - | 2.6万/坪 (140坪) |
八千穂駅 | 1.6万/坪 (145坪) | - | - |
海瀬駅 | - | 2.2万/坪 (160坪) | 1.5万/坪 (66.6坪) |
羽黒下駅 | 2.6万/坪 (46.9坪) | - | 1.1万/坪 (230坪) |
青沼駅 | - | 2.7万/坪 (112坪) | - |
臼田駅 | 3.2万/坪 (229坪) | 4.4万/坪 (146坪) | 3.5万/坪 (169坪) |
龍岡城駅 | 0.5万/坪 (93.8坪) | 5.0万/坪 (24.2坪) | 4.9万/坪 (130坪) |
太田部駅 | 2.9万/坪 (79.7坪) | 8.7万/坪 (50.7坪) | 8.5万/坪 (47.6坪) |
中込駅 | 3.1万/坪 (152坪) | 5.0万/坪 (85.6坪) | 3.6万/坪 (222坪) |
滑津駅 | 5.1万/坪 (113坪) | 7.8万/坪 (16.6坪) | - |
北中込駅 | 9.3万/坪 (129坪) | 5.5万/坪 (157坪) | 5.6万/坪 (128坪) |
岩村田駅 | 7.9万/坪 (137坪) | 10.5万/坪 (64.0坪) | 11.7万/坪 (74.8坪) |
佐久平駅 | 5.8万/坪 (155坪) | 15.1万/坪 (59.5坪) | 13.6万/坪 (62.9坪) |
中佐都駅 | 5.7万/坪 (149坪) | 10.5万/坪 (125坪) | 6.0万/坪 (136坪) |
美里駅 | 10.4万/坪 (142坪) | 3.5万/坪 (393坪) | 2.1万/坪 (142坪) |
三岡駅 | 8.6万/坪 (103坪) | 6.5万/坪 (236坪) | 3.0万/坪 (200坪) |
乙女駅 | 5.8万/坪 (103坪) | 4.8万/坪 (99.8坪) | 2.5万/坪 (560坪) |
東小諸駅 | 6.5万/坪 (160坪) | 2.9万/坪 (55.0坪) | 2.2万/坪 (60.5坪) |
小諸駅 | 3.3万/坪 (294坪) | 2.8万/坪 (158坪) | 3.5万/坪 (83.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
野辺山駅 1.2 万/坪(昨年同期比 +611.9 %)
野辺山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +611.9%( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 36.3 坪から +816.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 30.0 分 → 2023年 75.0 分、+150.0 %と大きく増加)
美里駅 10.4 万/坪(昨年同期比 +199.0 %)
美里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +199.0%( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 393.3 坪から -63.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.0 分 → 2023年 20.0 分、+66.7 %と大きく増加)
龍岡城駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -90.5 %)
龍岡城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.14万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -90.5%( -4.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 24.2 坪から +287.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.0 分 → 2023年 25.0 分、+92.3 %と大きく増加)
太田部駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -66.5 %)
太田部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -66.5%( -5.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 79.7 坪 (昨年 50.7 坪から +57.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 27.0 分 → 2023年 32.7 分、+21.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示