【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の北しなの線 (長野駅~黒姫駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -3.0%( -0.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 26 件(1年前(2023年)に比べて -35.0%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 134.2 坪 (昨年 127.0 坪から +5.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。北長野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは黒姫駅で昨年に比べ +297.6 %、坪単価は 1.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(黒姫駅)は +297.6 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(豊野駅)は -35.6 %(坪単価 -1.9 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.6万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +22.6%( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒姫駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +297.6%( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
北しなの線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
長野駅 | 16.3万/坪 (124坪) | 18.3万/坪 (121坪) | 15.1万/坪 (93.4坪) |
北長野駅 | 29.6万/坪 (74.1坪) | 24.2万/坪 (71.1坪) | 14.7万/坪 (154坪) |
三才駅 | - | 4.6万/坪 (155坪) | 12.7万/坪 (240坪) |
豊野駅 | 3.5万/坪 (25.7坪) | 5.4万/坪 (101坪) | 2.3万/坪 (248坪) |
牟礼駅 | 6.5万/坪 (99.8坪) | 3.1万/坪 (103坪) | 1.0万/坪 (303坪) |
古間駅 | - | - | - |
黒姫駅 | 1.8万/坪 (221坪) | 0.5万/坪 (206坪) | 0.6万/坪 (163坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
黒姫駅 1.8 万/坪(昨年同期比 +297.6 %)
黒姫駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +297.6%( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 220.8 坪 (昨年 205.7 坪から +7.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 50.0 分 → 2024年 30.0 分、-40.0 %と大きく減少)
豊野駅 3.5 万/坪(昨年同期比 -35.6 %)
豊野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -35.6%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 101.3 坪から -74.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.5 分 → 2024年 26.0 分、+147.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示