【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR水郡線 (水戸駅～常陸太田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -27.5％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 87 件(１年前(2022年)に比べて -6.5％( -6件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 172.2 坪 (昨年 132.0 坪から +30.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。中菅谷駅、常陸大宮駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは常陸太田駅で昨年に比べ +2763.0 ％、坪単価は 4.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(常陸太田駅、中菅谷駅)は +1404.5 ％(坪単価 +3.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(額田駅、玉川村駅)は -97.7 ％(坪単価 -1.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.2 ％ → 2023年 5.8 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 37.5 分 → 2023年 42.3 分、+12.7 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中菅谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +46.0％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった額田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.00万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -99.5％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR水郡線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 水戸駅 | 10.2万/坪 (127坪) | 13.5万/坪 (116坪) | 8.7万/坪 (132坪) |
| 常陸青柳駅 | - | - | - |
| 常陸津田駅 | - | 0.7万/坪 (454坪) | 2.7万/坪 (65.8坪) |
| 後台駅 | 1.7万/坪 (99.8坪) | 4.4万/坪 (112坪) | - |
| 下菅谷駅 | 7.8万/坪 (121坪) | 11.5万/坪 (114坪) | 4.8万/坪 (160坪) |
| 中菅谷駅 | 10.7万/坪 (185坪) | 7.4万/坪 (226坪) | 11.3万/坪 (96.0坪) |
| 上菅谷駅 | 3.0万/坪 (224坪) | 8.6万/坪 (116坪) | 7.8万/坪 (157坪) |
| 常陸鴻巣駅 | - | - | 0.4万/坪 (416坪) |
| 瓜連駅 | 3.5万/坪 (143坪) | 3.1万/坪 (74.9坪) | 2.3万/坪 (166坪) |
| 静駅 | 0.3万/坪 (121坪) | 0.7万/坪 (200坪) | 3.9万/坪 (299坪) |
| 常陸大宮駅 | 6.1万/坪 (165坪) | 4.5万/坪 (36.8坪) | 3.2万/坪 (229坪) |
| 玉川村駅 | 0.02万/坪 (454坪) | 0.5万/坪 (163坪) | 0.5万/坪 (424坪) |
| 野上原駅 | - | 2.9万/坪 (103坪) | - |
| 山方宿駅 | - | - | 0.8万/坪 (60.5坪) |
| 中舟生駅 | - | - | - |
| 下小川駅 | 0.7万/坪 (24.2坪) | - | - |
| 西金駅 | - | - | 0.3万/坪 (70.6坪) |
| 上小川駅 | - | 0.9万/坪 (209坪) | - |
| 袋田駅 | 0.4万/坪 (233坪) | - | 0.17万/坪 (424坪) |
| 常陸大子駅 | - | 2.5万/坪 (25.7坪) | 0.14万/坪 (40.8坪) |
| 下野宮駅 | - | - | - |
| 南酒出駅 | - | - | 0.8万/坪 (254坪) |
| 額田駅 | 0.02万/坪 (469坪) | 3.0万/坪 (166坪) | 4.3万/坪 (31.3坪) |
| 河合駅 | - | 0.19万/坪 (59.0坪) | 2.4万/坪 (165坪) |
| 谷河原駅 | 6.5万/坪 (136坪) | - | - |
| 常陸太田駅 | 4.2万/坪 (238坪) | 0.15万/坪 (354坪) | 1.7万/坪 (188坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
常陸太田駅 4.2 万/坪(昨年同期比 +2763.0 ％)
常陸太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +2763.0％( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2022年)に比べて +183.3％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 238.2 坪 (昨年 353.9 坪から -32.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 45.0 分 → 2023年 65.9 分、+46.4 ％と大きく増加)
中菅谷駅 10.7 万/坪(昨年同期比 +46.0 ％)
中菅谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +46.0％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 184.5 坪 (昨年 226.1 坪から -18.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 48.2 分 → 2023年 17.5 分、-63.7 ％と大きく減少)
額田駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -99.5 ％)
額田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.00万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -99.5％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 468.9 坪 (昨年 166.4 坪から +181.8 ％増)。
玉川村駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -95.8 ％)
玉川村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -95.8％( -0.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 453.8 坪 (昨年 163.4 坪から +177.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 90.0 分 → 2023年 120.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示