【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR信越本線 (高崎駅~横川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -7.9%( -1.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 21 件(1年前(2023年)に比べて -63.8%( -37件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 110.3 坪 (昨年 130.3 坪から -15.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。北高崎駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北高崎駅で昨年に比べ +5.6 %、坪単価は 20.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(北高崎駅)は +5.6 %(坪単価 +1.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(安中駅)は -61.1 %(坪単価 -4.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -24.2%( -8.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった安中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -61.1%( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR信越本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高崎駅 | 25.4万/坪 (69.2坪) | 33.5万/坪 (76.5坪) | 30.7万/坪 (138坪) |
北高崎駅 | 20.4万/坪 (99.2坪) | 19.3万/坪 (99.4坪) | 19.6万/坪 (128坪) |
群馬八幡駅 | 6.4万/坪 (173坪) | 6.8万/坪 (166坪) | 2.0万/坪 (293坪) |
安中駅 | 2.5万/坪 (157坪) | 6.5万/坪 (243坪) | 5.4万/坪 (83.6坪) |
磯部駅 | - | 2.9万/坪 (220坪) | 1.7万/坪 (201坪) |
松井田駅 | - | 4.4万/坪 (259坪) | 3.5万/坪 (87.7坪) |
西松井田駅 | - | 2.0万/坪 (33.3坪) | - |
横川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北高崎駅 20.4 万/坪(昨年同期比 +5.6 %)
北高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +5.6%( +1.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -54.5%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.2 坪 (昨年 99.4 坪から -0.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 23.2 分 → 2024年 38.8 分、+67.4 %と大きく増加)
安中駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -61.1 %)
安中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -61.1%( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 242.6 坪から -35.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 27.2 分 → 2024年 24.0 分、-11.8 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示