【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR信越本線 (高崎駅～横川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.2万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +17.5％( +2.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 49 件(１年前(2021年)に比べて -29.0％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 125.8 坪 (昨年 140.2 坪から -10.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。安中駅、磯部駅、松井田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西松井田駅で昨年に比べ +538.6 ％、坪単価は 5.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(西松井田駅、磯部駅)は +290.3 ％(坪単価 +2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(北高崎駅、高崎駅)は -27.6 ％(坪単価 -8.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.2 ％ → 2022年 2.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -22.5％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2021年)に比べて +29.4％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松井田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +20.5％( +0.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR信越本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高崎駅 | 31.7万/坪 (111坪) | 40.9万/坪 (99.9坪) | 32.7万/坪 (83.1坪) |
| 北高崎駅 | 14.1万/坪 (128坪) | 20.9万/坪 (108坪) | 13.2万/坪 (168坪) |
| 群馬八幡駅 | 5.4万/坪 (175坪) | 5.5万/坪 (160坪) | 5.8万/坪 (243坪) |
| 安中駅 | 6.9万/坪 (111坪) | 5.3万/坪 (163坪) | 4.8万/坪 (148坪) |
| 磯部駅 | 4.6万/坪 (154坪) | 3.3万/坪 (146坪) | 1.8万/坪 (281坪) |
| 松井田駅 | 2.1万/坪 (71.8坪) | 1.7万/坪 (219坪) | 1.1万/坪 (361坪) |
| 西松井田駅 | 5.0万/坪 (99.8坪) | 0.8万/坪 (123坪) | - |
| 横川駅 | 0.7万/坪 (166坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西松井田駅 5.0 万/坪(昨年同期比 +538.6 ％)
西松井田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +538.6％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 123.0 坪から -18.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 11.0 分、-63.3 ％と大きく減少)
磯部駅 4.6 万/坪(昨年同期比 +42.0 ％)
磯部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +42.0％( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 154.3 坪 (昨年 146.0 坪から +5.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.2 分 → 2022年 26.6 分、+63.7 ％と大きく増加)
北高崎駅 14.1 万/坪(昨年同期比 -32.7 ％)
北高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.1万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -32.7％( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて -37.5％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 128.3 坪 (昨年 108.3 坪から +18.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 ％ → 2022年 20.0 ％)
高崎駅 31.7 万/坪(昨年同期比 -22.5 ％)
高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -22.5％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2021年)に比べて +29.4％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 110.8 坪 (昨年 99.9 坪から +10.9 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示