【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR埼京線 (大崎駅~浮間舟渡駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 412万円/坪(125万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +65.5%( +163.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2022年)に比べて +30.8%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 44.4 坪 (昨年 28.2 坪から +57.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。十条駅、赤羽駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤羽駅で昨年に比べ +91.0 %、坪単価は 305 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤羽駅)は +91.0 %(坪単価 +145.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(池袋駅)は -65.6 %(坪単価 -306.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 8.1 分 → 2023年 6.8 分、-15.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 15.4 % → 2023年 29.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 305万円/坪(92.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +91.0%( +145.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった板橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(44.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -43.8%( -116.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR埼京線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大崎駅 | - | 289万/坪 (48.4坪) | - |
恵比寿駅 | 663万/坪 (26.5坪) | - | - |
渋谷駅 | 2,893万/坪 (121坪) | - | 475万/坪 (21.9坪) |
新宿駅 | - | - | - |
池袋駅 | 161万/坪 (21.2坪) | 467万/坪 (34.8坪) | 364万/坪 (30.3坪) |
板橋駅 | 149万/坪 (17.4坪) | 264万/坪 (19.7坪) | 123万/坪 (22.7坪) |
十条駅 | 180万/坪 (32.4坪) | 146万/坪 (26.5坪) | 183万/坪 (41.3坪) |
赤羽駅 | 305万/坪 (45.4坪) | 160万/坪 (30.8坪) | 163万/坪 (22.7坪) |
北赤羽駅 | 166万/坪 (43.9坪) | 171万/坪 (16.1坪) | 66.1万/坪 (19.7坪) |
浮間舟渡駅 | 187万/坪 (139坪) | - | 120万/坪 (99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤羽駅 305.3 万/坪(昨年同期比 +91.0 %)
赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 305万円/坪(92.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +91.0%( +145.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 30.8 坪から +47.5 %増)。
池袋駅 160.6 万/坪(昨年同期比 -65.6 %)
池袋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 161万円/坪(48.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -65.6%( -306.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 34.8 坪から -39.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.3 分 → 2023年 7.0 分、-25.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示