【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期のJR信越本線 (直江津駅~新潟駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.2万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +22.3%( +3.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 259 件(1年前(2021年)に比べて -26.6%( -94件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 89.0 坪から +3.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 13 駅。ほとんどの駅において下落した。東光寺駅、荻川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはさつき野駅で昨年に比べ +152.7 %、坪単価は 15.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(さつき野駅、直江津駅)は +136.0 %(坪単価 +7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(塚山駅、帯織駅)は -69.1 %(坪単価 -2.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 2.8 % → 2022年 2.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.6万円/坪(9.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -4.9%( -1.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 70 件(1年前(2021年)に比べて +20.7%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった塚山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -69.3%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR信越本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
直江津駅 | 8.4万/坪 (84.7坪) | 3.8万/坪 (134坪) | 7.3万/坪 (99.2坪) |
黒井駅 | 1.1万/坪 (183坪) | 2.8万/坪 (66.7坪) | 2.6万/坪 (21.9坪) |
犀潟駅 | - | 2.4万/坪 (121坪) | 4.1万/坪 (86.2坪) |
土底浜駅 | - | 4.3万/坪 (96.5坪) | 4.6万/坪 (109坪) |
潟町駅 | 3.0万/坪 (90.8坪) | - | - |
上下浜駅 | - | - | - |
柿崎駅 | 5.5万/坪 (28.7坪) | 5.4万/坪 (43.1坪) | 3.2万/坪 (97.8坪) |
米山駅 | - | - | - |
笠島駅 | - | - | 1.1万/坪 (65.0坪) |
鯨波駅 | - | - | 5.1万/坪 (48.9坪) |
柏崎駅 | 6.3万/坪 (106坪) | 9.1万/坪 (131坪) | 6.9万/坪 (142坪) |
茨目駅 | 3.0万/坪 (150坪) | 8.0万/坪 (80.2坪) | 2.1万/坪 (171坪) |
安田駅 | - | 6.4万/坪 (126坪) | - |
北条駅 | 0.03万/坪 (178坪) | - | - |
越後広田駅 | - | - | - |
長鳥駅 | - | - | - |
塚山駅 | 0.9万/坪 (81.7坪) | 2.8万/坪 (64.4坪) | - |
越後岩塚駅 | - | - | 0.8万/坪 (24.2坪) |
来迎寺駅 | 8.0万/坪 (173坪) | 6.9万/坪 (82.7坪) | 4.6万/坪 (60.8坪) |
前川駅 | - | - | 7.3万/坪 (108坪) |
宮内駅 | 9.0万/坪 (90.3坪) | 7.8万/坪 (85.3坪) | 13.6万/坪 (76.1坪) |
長岡駅 | 15.4万/坪 (88.0坪) | 12.9万/坪 (75.0坪) | 15.3万/坪 (78.1坪) |
北長岡駅 | 10.1万/坪 (76.8坪) | 13.2万/坪 (107坪) | 11.6万/坪 (55.4坪) |
押切駅 | - | - | - |
見附駅 | 8.1万/坪 (102坪) | 7.6万/坪 (99.0坪) | 9.2万/坪 (92.4坪) |
帯織駅 | 1.8万/坪 (84.7坪) | 5.7万/坪 (263坪) | 6.4万/坪 (289坪) |
東光寺駅 | 3.6万/坪 (45.4坪) | 2.2万/坪 (144坪) | - |
三条駅 | 8.1万/坪 (98.7坪) | 9.4万/坪 (89.6坪) | 7.4万/坪 (80.2坪) |
東三条駅 | 11.1万/坪 (122坪) | 11.4万/坪 (40.8坪) | 12.4万/坪 (56.3坪) |
保内駅 | 6.5万/坪 (272坪) | 6.1万/坪 (46.1坪) | 7.8万/坪 (87.7坪) |
加茂駅 | 7.3万/坪 (30.3坪) | 8.3万/坪 (74.8坪) | 5.6万/坪 (44.6坪) |
羽生田駅 | - | 4.2万/坪 (72.6坪) | - |
田上駅 | - | - | 2.9万/坪 (198坪) |
矢代田駅 | 3.6万/坪 (88.1坪) | 7.2万/坪 (88.6坪) | 4.1万/坪 (95.0坪) |
古津駅 | - | 10.7万/坪 (34.8坪) | - |
新津駅 | 6.1万/坪 (76.6坪) | 13.9万/坪 (71.8坪) | 12.9万/坪 (101坪) |
さつき野駅 | 15.7万/坪 (66.6坪) | 6.2万/坪 (110坪) | - |
荻川駅 | 16.2万/坪 (73.8坪) | 10.6万/坪 (80.7坪) | 10.1万/坪 (52.3坪) |
亀田駅 | 16.6万/坪 (111坪) | 19.2万/坪 (67.0坪) | 14.4万/坪 (104坪) |
越後石山駅 | 26.7万/坪 (72.6坪) | 23.4万/坪 (171坪) | 26.1万/坪 (55.7坪) |
新潟駅 | 32.6万/坪 (76.0坪) | 34.3万/坪 (81.8坪) | 25.6万/坪 (67.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
さつき野駅 15.7 万/坪(昨年同期比 +152.7 %)
さつき野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.7万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +152.7%( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 109.5 坪から -39.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 46.3 分 → 2022年 9.0 分、-80.6 %と大きく減少)
直江津駅 8.4 万/坪(昨年同期比 +119.4 %)
直江津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +119.4%( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -82.8%( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 133.7 坪から -36.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 31.1 分 → 2022年 24.4 分、-21.5 %と大きく減少)
塚山駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -69.3 %)
塚山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -69.3%( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 64.4 坪から +26.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 44.4 分 → 2022年 24.0 分、-45.9 %と大きく減少)
帯織駅 1.8 万/坪(昨年同期比 -68.9 %)
帯織駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -68.9%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 263.2 坪から -67.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 30.0 分、+900.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示