【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の名鉄広見線 (西可児駅～御嵩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.2万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1.1％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 101 件(１年前(2021年)に比べて -14.4％( -17件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 131.4 坪 (昨年 125.1 坪から +5.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。御嵩口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは御嵩口駅で昨年に比べ +55.0 ％、坪単価は 6.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(御嵩口駅、顔戸駅)は +34.6 ％(坪単価 +1.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(可児川駅、日本ライン今渡駅)は -20.8 ％(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.3 ％ → 2022年 8.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新可児駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +0.3％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 25 件(１年前(2021年)に比べて -16.7％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった顔戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +14.2％( +0.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄広見線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西可児駅 | 9.3万/坪 (78.4坪) | 9.2万/坪 (126坪) | 8.9万/坪 (80.5坪) |
| 可児川駅 | 6.1万/坪 (141坪) | 9.1万/坪 (91.7坪) | 7.5万/坪 (129坪) |
| 日本ライン今渡駅 | 9.6万/坪 (172坪) | 10.5万/坪 (102坪) | 12.1万/坪 (118坪) |
| 新可児駅 | 11.9万/坪 (141坪) | 11.9万/坪 (109坪) | 12.2万/坪 (128坪) |
| 明智駅 | 5.2万/坪 (129坪) | 5.6万/坪 (141坪) | 3.9万/坪 (148坪) |
| 顔戸駅 | 3.1万/坪 (70.6坪) | 2.7万/坪 (192坪) | 3.3万/坪 (248坪) |
| 御嵩口駅 | 6.5万/坪 (69.2坪) | 4.2万/坪 (120坪) | 4.3万/坪 (97.6坪) |
| 御嵩駅 | 3.5万/坪 (182坪) | 3.8万/坪 (194坪) | 2.7万/坪 (62.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御嵩口駅 6.5 万/坪(昨年同期比 +55.0 ％)
御嵩口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +55.0％( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて -55.6％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.2 坪 (昨年 120.0 坪から -42.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.0 分 → 2022年 9.2 分、-48.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 ％ → 2022年 25.0 ％)
顔戸駅 3.1 万/坪(昨年同期比 +14.2 ％)
顔戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +14.2％( +0.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.6 坪 (昨年 191.7 坪から -63.2 ％減)。
可児川駅 6.1 万/坪(昨年同期比 -33.2 ％)
可児川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -33.2％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -45.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 141.2 坪 (昨年 91.7 坪から +54.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 14.6 分 → 2022年 17.2 分、+17.3 ％と増加)
日本ライン今渡駅 9.6 万/坪(昨年同期比 -8.4 ％)
日本ライン今渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -8.4％( -0.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 19 件(１年前(2021年)に比べて +26.7％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 172.0 坪 (昨年 102.3 坪から +68.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 ％ → 2022年 15.8 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示