【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期の名鉄広見線 (西可児駅～御嵩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +21.3％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 32 件(１年前(2020年)に比べて -52.9％( -36件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 141.0 坪 (昨年 154.2 坪から -8.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。西可児駅、新可児駅、明智駅、御嵩口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは御嵩駅で昨年に比べ +142.9 ％、坪単価は 4.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(御嵩駅、西可児駅)は +109.5 ％(坪単価 +4.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(可児川駅、日本ライン今渡駅)は -19.5 ％(坪単価 -1.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.5 ％ → 2021年 12.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 17.7 分 → 2021年 19.9 分、+12.7 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新可児駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +36.4％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて -57.1％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御嵩口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +38.3％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 名鉄広見線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西可児駅 | 15.3万/坪 (99.8坪) | 8.7万/坪 (66.6坪) | 5.9万/坪 (82.9坪) |
| 可児川駅 | 4.7万/坪 (236坪) | 6.0万/坪 (99.7坪) | 6.4万/坪 (225坪) |
| 日本ライン今渡駅 | 11.2万/坪 (120坪) | 13.5万/坪 (111坪) | 10.6万/坪 (135坪) |
| 新可児駅 | 15.6万/坪 (89.0坪) | 11.5万/坪 (116坪) | 11.7万/坪 (132坪) |
| 明智駅 | 4.8万/坪 (123坪) | 3.2万/坪 (239坪) | 5.7万/坪 (143坪) |
| 顔戸駅 | - | 3.3万/坪 (265坪) | - |
| 御嵩口駅 | 4.3万/坪 (166坪) | 3.1万/坪 (87.7坪) | 3.7万/坪 (93.8坪) |
| 御嵩駅 | 4.3万/坪 (303坪) | 1.8万/坪 (60.9坪) | 0.07万/坪 (69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御嵩駅 4.3 万/坪(昨年同期比 +142.9 ％)
御嵩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +142.9％( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 60.9 坪から +396.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.2 分 → 2021年 12.0 分、-26.2 ％と大きく減少)
西可児駅 15.3 万/坪(昨年同期比 +76.0 ％)
西可児駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +76.0％( +6.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 66.6 坪から +50.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.8 分 → 2021年 17.7 分、+63.6 ％と大きく増加)
可児川駅 4.7 万/坪(昨年同期比 -21.7 ％)
可児川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -21.7％( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 236.0 坪 (昨年 99.7 坪から +136.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.1 分 → 2021年 21.0 分、+30.3 ％と大きく増加)
日本ライン今渡駅 11.2 万/坪(昨年同期比 -17.3 ％)
日本ライン今渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -17.3％( -2.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて -28.6％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 120.1 坪 (昨年 111.1 坪から +8.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.4 分 → 2021年 5.4 分、-62.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示