【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の名鉄広見線 (西可児駅～御嵩駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -7.0％( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 26 件(１年前(2019年)に比べて -31.6％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 142.6 坪から -27.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。日本ライン今渡駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西可児駅で昨年に比べ +136.3 ％、坪単価は 13.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(西可児駅、日本ライン今渡駅)は +86.6 ％(坪単価 +5.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(御嵩駅、明智駅)は -39.1 ％(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.3 ％ → 2020年 7.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 18.3 分 → 2020年 33.2 分、+81.3 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日本ライン今渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +37.0％( +3.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御嵩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -49.9％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄広見線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西可児駅 | 13.9万/坪 (60.5坪) | 5.9万/坪 (70.6坪) | 11.0万/坪 (69.6坪) |
| 可児川駅 | 10.5万/坪 (142坪) | 9.0万/坪 (94.3坪) | 5.5万/坪 (63.5坪) |
| 日本ライン今渡駅 | 14.2万/坪 (63.5坪) | 10.3万/坪 (185坪) | 9.7万/坪 (110坪) |
| 新可児駅 | 13.9万/坪 (69.6坪) | 14.9万/坪 (103坪) | 11.3万/坪 (169坪) |
| 明智駅 | 3.8万/坪 (109坪) | 5.2万/坪 (213坪) | 8.5万/坪 (105坪) |
| 顔戸駅 | - | - | - |
| 御嵩口駅 | - | 1.1万/坪 (163坪) | - |
| 御嵩駅 | 1.7万/坪 (66.6坪) | 3.3万/坪 (148坪) | 1.8万/坪 (68.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西可児駅 13.9 万/坪(昨年同期比 +136.3 ％)
西可児駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +136.3％( +8.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 70.6 坪から -14.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 14.0 分 → 2020年 9.5 分、-32.1 ％と大きく減少)
日本ライン今渡駅 14.2 万/坪(昨年同期比 +37.0 ％)
日本ライン今渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +37.0％( +3.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 185.3 坪から -65.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 15.5 分 → 2020年 18.0 分、+16.1 ％と増加)
御嵩駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -49.9 ％)
御嵩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -49.9％( -1.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 148.2 坪から -55.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.5 分 → 2020年 15.0 分、+20.0 ％と大きく増加)
明智駅 3.8 万/坪(昨年同期比 -28.4 ％)
明智駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -28.4％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 108.6 坪 (昨年 212.8 坪から -49.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 30.9 分 → 2020年 63.2 分、+104.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示