【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の養老鉄道 (美濃松山駅～揖斐駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.8万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -6.4％( -0.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 57 件(１年前(2022年)に比べて -23.0％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.1 坪 (昨年 110.8 坪から +6.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。養老駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは養老駅で昨年に比べ +91.5 ％、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(養老駅、大垣駅)は +49.7 ％(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(石津駅、駒野駅)は -57.9 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 1.4 ％ → 2023年 10.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大垣駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +7.9％( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2022年)に比べて -29.5％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -65.7％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃松山駅 | 3.5万/坪 (42.4坪) | - | 2.6万/坪 (188坪) |
| 石津駅 | 2.0万/坪 (99.8坪) | 5.8万/坪 (51.4坪) | 4.2万/坪 (198坪) |
| 美濃山崎駅 | - | - | - |
| 駒野駅 | 2.2万/坪 (110坪) | 4.4万/坪 (63.0坪) | 3.7万/坪 (143坪) |
| 美濃津屋駅 | 3.0万/坪 (156坪) | - | 2.6万/坪 (74.1坪) |
| 養老駅 | 3.3万/坪 (58.2坪) | 1.7万/坪 (52.9坪) | - |
| 美濃高田駅 | 5.9万/坪 (45.4坪) | - | - |
| 烏江駅 | 0.5万/坪 (75.6坪) | - | 3.0万/坪 (273坪) |
| 友江駅 | - | - | - |
| 美濃青柳駅 | - | - | - |
| 大垣駅 | 17.0万/坪 (89.0坪) | 15.8万/坪 (114坪) | 11.4万/坪 (158坪) |
| 東赤坂駅 | - | - | - |
| 広神戸駅 | 4.2万/坪 (286坪) | 6.6万/坪 (107坪) | 2.9万/坪 (190坪) |
| 北神戸駅 | 7.1万/坪 (424坪) | 7.8万/坪 (78.7坪) | - |
| 池野駅 | 4.2万/坪 (221坪) | 4.5万/坪 (111坪) | 5.8万/坪 (154坪) |
| 北池野駅 | - | 5.0万/坪 (37.8坪) | - |
| 美濃本郷駅 | - | 7.9万/坪 (70.1坪) | 6.0万/坪 (139坪) |
| 揖斐駅 | 3.7万/坪 (152坪) | 4.5万/坪 (143坪) | 2.6万/坪 (185坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
養老駅 3.3 万/坪(昨年同期比 +91.5 ％)
養老駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +91.5％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 52.9 坪から +10.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 21.0 分 → 2023年 43.0 分、+104.8 ％と大きく増加)
大垣駅 17.0 万/坪(昨年同期比 +7.9 ％)
大垣駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +7.9％( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2022年)に比べて -29.5％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.0 坪 (昨年 113.5 坪から -21.6 ％減)。
石津駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -65.7 ％)
石津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -65.7％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 51.4 坪から +94.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 22.0 分 → 2023年 60.0 分、+172.7 ％と大きく増加)
駒野駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -50.2 ％)
駒野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -50.2％( -2.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.5 坪 (昨年 63.0 坪から +73.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 32.0 分 → 2023年 48.8 分、+52.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示