【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の養老鉄道 (美濃松山駅～揖斐駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -11.9％( -1.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 59 件(１年前(2021年)に比べて -6.3％( -4件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 141.0 坪 (昨年 126.9 坪から +11.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。美濃津屋駅、美濃高田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは美濃津屋駅で昨年に比べ +51.5 ％、坪単価は 3.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(美濃津屋駅、美濃高田駅)は +51.4 ％(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(広神戸駅、揖斐駅)は -24.5 ％(坪単価 -1.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.3 ％ → 2022年 3.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大垣駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -4.8％( -0.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 30 件(１年前(2021年)に比べて -11.8％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった駒野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.30万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +0.3％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃松山駅 | 7.1万/坪 (42.4坪) | 6.5万/坪 (73.4坪) | - |
| 石津駅 | - | 4.2万/坪 (545坪) | 3.7万/坪 (150坪) |
| 美濃山崎駅 | - | - | - |
| 駒野駅 | 1.0万/坪 (484坪) | 1.0万/坪 (40.8坪) | 3.4万/坪 (154坪) |
| 美濃津屋駅 | 3.8万/坪 (81.7坪) | 2.5万/坪 (87.7坪) | - |
| 養老駅 | 3.5万/坪 (84.7坪) | - | 0.8万/坪 (180坪) |
| 美濃高田駅 | 5.0万/坪 (99.8坪) | 3.3万/坪 (67.3坪) | 7.0万/坪 (109坪) |
| 烏江駅 | - | - | - |
| 友江駅 | - | - | - |
| 美濃青柳駅 | - | - | - |
| 大垣駅 | 13.1万/坪 (126坪) | 13.8万/坪 (119坪) | 15.4万/坪 (112坪) |
| 東赤坂駅 | - | - | - |
| 広神戸駅 | 4.3万/坪 (175坪) | 6.9万/坪 (229坪) | 7.9万/坪 (127坪) |
| 北神戸駅 | - | - | - |
| 池野駅 | 5.9万/坪 (97.4坪) | 6.6万/坪 (49.9坪) | 5.9万/坪 (83.2坪) |
| 北池野駅 | 5.7万/坪 (62.8坪) | 6.1万/坪 (68.8坪) | 3.0万/坪 (172坪) |
| 美濃本郷駅 | 2.0万/坪 (251坪) | - | - |
| 揖斐駅 | 2.8万/坪 (176坪) | 3.1万/坪 (118坪) | 3.2万/坪 (234坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
美濃津屋駅 3.8 万/坪(昨年同期比 +51.5 ％)
美濃津屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +51.5％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 87.7 坪から -6.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 25.3 分 → 2022年 37.7 分、+48.7 ％と大きく増加)
美濃高田駅 5.0 万/坪(昨年同期比 +51.3 ％)
美濃高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +51.3％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 67.3 坪から +48.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 21.5 分、-28.3 ％と大きく減少)
広神戸駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -37.7 ％)
広神戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -37.7％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 229.3 坪から -23.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 31.8 分 → 2022年 38.0 分、+19.5 ％と増加)
揖斐駅 2.8 万/坪(昨年同期比 -11.3 ％)
揖斐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -11.3％( -0.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 176.0 坪 (昨年 118.0 坪から +49.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 73.3 分 → 2022年 64.3 分、-12.3 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示