【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜12月期の養老鉄道 (美濃松山駅～揖斐駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +8.6％( +0.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 314 件(１年前(2019年)に比べて +3.0％( +9件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均土地面積は 137.4 坪 (昨年 126.5 坪から +8.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。美濃津屋駅、池野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは美濃山崎駅で昨年に比べ +1681.4 ％、坪単価は 5.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(美濃山崎駅、美濃津屋駅)は +887.0 ％(坪単価 +3.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(北池野駅、烏江駅)は -44.2 ％(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 2.3 ％ → 2020年 2.9 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 1.0 ％ → 2020年 0.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大垣駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +10.0％( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 204 件(１年前(2019年)に比べて +6.2％( +12件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった烏江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -36.9％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃松山駅 | - | 7.2万/坪 (62.0坪) | 4.3万/坪 (171坪) |
| 石津駅 | 3.7万/坪 (150坪) | 3.6万/坪 (188坪) | 4.5万/坪 (128坪) |
| 美濃山崎駅 | 5.9万/坪 (136坪) | 0.3万/坪 (368坪) | - |
| 駒野駅 | 3.7万/坪 (233坪) | 5.0万/坪 (131坪) | 3.2万/坪 (180坪) |
| 美濃津屋駅 | 4.3万/坪 (228坪) | 2.2万/坪 (185坪) | 2.5万/坪 (138坪) |
| 養老駅 | 2.6万/坪 (209坪) | 3.1万/坪 (157坪) | 4.9万/坪 (149坪) |
| 美濃高田駅 | 3.6万/坪 (81.1坪) | 5.5万/坪 (103坪) | 1.9万/坪 (247坪) |
| 烏江駅 | 1.8万/坪 (89.2坪) | 2.8万/坪 (203坪) | 3.1万/坪 (231坪) |
| 友江駅 | - | 3.3万/坪 (70.6坪) | - |
| 美濃青柳駅 | - | - | - |
| 大垣駅 | 14.2万/坪 (132坪) | 12.9万/坪 (114坪) | 14.4万/坪 (136坪) |
| 東赤坂駅 | - | 6.0万/坪 (66.6坪) | - |
| 広神戸駅 | 7.0万/坪 (141坪) | 10.0万/坪 (60.2坪) | 6.7万/坪 (174坪) |
| 北神戸駅 | 9.2万/坪 (72.6坪) | 8.8万/坪 (124坪) | 5.8万/坪 (185坪) |
| 池野駅 | 7.7万/坪 (106坪) | 5.9万/坪 (302坪) | 4.9万/坪 (118坪) |
| 北池野駅 | 3.5万/坪 (178坪) | 7.3万/坪 (111坪) | 5.6万/坪 (64.3坪) |
| 美濃本郷駅 | 3.2万/坪 (52.2坪) | 3.8万/坪 (148坪) | 1.6万/坪 (343坪) |
| 揖斐駅 | 3.3万/坪 (161坪) | 4.1万/坪 (160坪) | 4.0万/坪 (139坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
美濃山崎駅 5.9 万/坪(昨年同期比 +1681.4 ％)
美濃山崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +1681.4％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 367.5 坪から -63.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 14.5 分 → 2020年 21.0 分、+44.8 ％と大きく増加)
美濃津屋駅 4.3 万/坪(昨年同期比 +92.7 ％)
美濃津屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +92.7％( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて -37.5％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 228.1 坪 (昨年 185.3 坪から +23.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 13.9 分 → 2020年 29.6 分、+113.3 ％と大きく増加)
北池野駅 3.5 万/坪(昨年同期比 -51.6 ％)
北池野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -51.6％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 178.5 坪 (昨年 111.2 坪から +60.5 ％増)。
烏江駅 1.8 万/坪(昨年同期比 -36.9 ％)
烏江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -36.9％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 202.7 坪から -56.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.3 分 → 2020年 30.0 分、+34.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示