【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の大阪谷町線 (大日駅~八尾南駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 151万円/坪(45.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +102.0%( +76.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 46 件(1年前(2022年)に比べて +58.6%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 76.5 坪 (昨年 78.3 坪から -2.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。大日駅、駒川中野駅、平野駅、八尾南駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは平野駅で昨年に比べ +67.4 %、坪単価は 148 万円/坪となった。
上位 2 駅(平野駅、大日駅)は +60.0 %(坪単価 +40.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(天神橋筋六丁目駅、喜連瓜破駅)は -37.8 %(坪単価 -50.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 11.3 分 → 2023年 9.4 分、-17.2 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.4 % → 2023年 10.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった駒川中野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 173万円/坪(52.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +24.2%( +33.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった喜連瓜破駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -30.2%( -22.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
大阪谷町線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大日駅 | 61.5万/坪 (118坪) | 40.3万/坪 (21.9坪) | 40.5万/坪 (67.1坪) |
守口駅 | 101万/坪 (45.9坪) | 86.8万/坪 (24.2坪) | 70.3万/坪 (88.5坪) |
太子橋今市駅 | 99.4万/坪 (31.0坪) | 124万/坪 (69.6坪) | 132万/坪 (90.8坪) |
千林大宮駅 | 81.3万/坪 (21.2坪) | 82.4万/坪 (22.7坪) | 76.3万/坪 (32.9坪) |
関目高殿駅 | - | - | 89.5万/坪 (72.6坪) |
野江内代駅 | - | 132万/坪 (24.2坪) | 113万/坪 (25.7坪) |
都島駅 | 193万/坪 (48.8坪) | - | 232万/坪 (112坪) |
天神橋筋六丁目駅 | 93.7万/坪 (18.2坪) | 171万/坪 (81.7坪) | 203万/坪 (33.8坪) |
中崎町駅 | - | - | - |
東梅田駅 | 521万/坪 (99.8坪) | - | - |
南森町駅 | 1,218万/坪 (57.5坪) | - | 1,153万/坪 (130坪) |
天満橋駅 | - | - | - |
谷町四丁目駅 | - | - | 517万/坪 (48.4坪) |
谷町六丁目駅 | - | - | - |
谷町九丁目駅 | - | - | - |
四天王寺前夕陽ケ丘駅 | - | 125万/坪 (43.9坪) | 312万/坪 (27.2坪) |
天王寺駅 | 204万/坪 (20.4坪) | - | 519万/坪 (63.5坪) |
阿倍野駅 | 150万/坪 (36.8坪) | - | 174万/坪 (32.5坪) |
文の里駅 | 165万/坪 (9.1坪) | - | 157万/坪 (57.0坪) |
田辺駅 | 117万/坪 (18.7坪) | - | - |
駒川中野駅 | 173万/坪 (19.7坪) | 139万/坪 (28.7坪) | 124万/坪 (25.7坪) |
平野駅 | 148万/坪 (107坪) | 88.5万/坪 (235坪) | 55.6万/坪 (43.9坪) |
喜連瓜破駅 | 51.5万/坪 (297坪) | 73.8万/坪 (130坪) | 56.7万/坪 (42.4坪) |
出戸駅 | - | 43.9万/坪 (148坪) | 39.8万/坪 (118坪) |
長原駅 | 75.9万/坪 (40.8坪) | 99.2万/坪 (36.3坪) | - |
八尾南駅 | 56.4万/坪 (151坪) | 39.2万/坪 (70.4坪) | 45.4万/坪 (43.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平野駅 148.1 万/坪(昨年同期比 +67.4 %)
平野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +67.4%( +59.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 106.8 坪 (昨年 235.4 坪から -54.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.7 分 → 2023年 11.6 分、+74.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 12.5 %)
大日駅 61.5 万/坪(昨年同期比 +52.6 %)
大日駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.5万円/坪(18.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +52.6%( +21.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 118.3 坪 (昨年 21.9 坪から +439.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 21.5 分 → 2023年 11.4 分、-47.0 %と大きく減少)
天神橋筋六丁目駅 93.7 万/坪(昨年同期比 -45.4 %)
天神橋筋六丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.7万円/坪(28.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -45.4%( -77.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 81.7 坪から -77.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.0 分 → 2023年 8.0 分、+166.7 %と大きく増加)
喜連瓜破駅 51.5 万/坪(昨年同期比 -30.2 %)
喜連瓜破駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.5万円/坪(15.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -30.2%( -22.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 297.2 坪 (昨年 130.1 坪から +128.5 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示